台湾で食品見本市が開催 和牛輸出が解禁、関心高まる

中華民国対外貿易発展協会(TAITRA)は6月27~30日、食品産業展「FOODTAIPEI(台北国際食品見本市)」を開催する。食品や製薬などに関する4つの展示会からなる総合展で、昨年開催時には過去最大となる1717社が出展した。会場は台北世界貿易センターで、展示面積は約10万5000㎡にのぼる。

展示会は

①食品加工設備や製薬機械に関する見本市「FOODTECH」

②包装機器展の「TAIPEI PACK」

③ホテル・レストラン食やケータリングの専門展「TAIWAN HORECA」

④イスラム教徒向けのハラール食産業展「HALAL TAIWAN」

で構成される。

日本からは日本貿易振興機構(ジェトロ・東京都港区)が62小間におよぶパビリオンを出展する。
出展費用は6万円からとなっており、台湾市場への進出を図る日本の中小企業を広く募集する予定。
前回開催時にジェトロが出展した際は37小間分だったが、出展企業から好評だったことから、今年は出展枠を大きく拡大した。

主催のTAITRAは「お茶やお菓子といったギフト用品をはじめ、日本の食品は台湾で高く支持されている。また、昨年からは台湾への和牛の輸出が全面的に解禁されたことから、和牛への関心も高い。親日家も多い国なので、ぜひ多くの企業に出展してほしい」と話している。


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国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平

2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材中。

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