さっぽろ・ビジネスEXPO

ものづくり・ITなど345社出展 

北海道、札幌市、地元経済界など11社・団体は11月9~10日、アクセスサッポロ(札幌市)で道内最大級の展示会「ビジネスEXPO(北海道技術・ビジネス交流会)」を開催した。道内のものづくり企業やIT、環境ビジネス関連など345社・団体が出展。来場者は前年より433名増え2万850名だった。

出展企業はほとんどが道内からで、上位は製造業25%、情報通信業が12%などだった。中でも目立っていたのが、道内のものづくり企業10社による北海道発EV研究開発・非活用研究会だ。来春デビュー予定の寒冷地対策EV車「ネイクル」を展示し、試作車2号機のデモ走行を公開。足を止めて見ていく人が多かった。また、道内9企業が製造業の現場で働く女性たちの活躍を紹介する「ものづくりなでしこゾーン」にも注目が集まった。ものづくりにおける女性の参画促進をバックアップする取り組みが、評価されたようだ。

 

運営をおこなう(公財)北海道科学技術総合振興センター(ノースティック財団・北海道札幌市)の細川香南子さんによれば、「北海道の起業家やビジネスマンに向けて、〝新たな未来に果敢に挑戦し切り拓いていく力〟を養うのに役立つ話を」と、ビジネスセミナーも企画された。野球評論家の桑田真澄氏やカネカ(東京都港区)の菅原公一会長、旭酒造(山口県岩国市)の桜井博志会長など多彩な講師が登壇し、1231名が参加した。人口減少に危機感を覚える北海道で地域の産業・経済をさらに発展させるために、出展企業や来場者同士の交流を積極的に支援した。

道内の出展者からは「地元企業に弊社の技術に興味を持ってもらえるので、商談に結びつく可能性も大きい。東京の展示会よりもすぐに情報交換できるのでありがたい」と感想を述べたほか、来場者からは「来年はさらにAIやIoTに力を入れている企業の出展を期待したい」との声もあった。


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国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平

2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材中。

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