アパレルEC、世界へ

▲Qoo10の中国版サイト

ユーザー数は3000万人を突破

「アパレルのEC市場が急激に拡大している。昨年比で130%。その流れに乗って、海外にも通じるECサイトを作りたい」。そう語るのは、アパレル・美容・家電など総合ECサイト「Qoo10」を運営するジオシス(東京都港区)の清水慎也氏だ。

現在同サイトで販売をおこなう社数は1万1000店舗、出品数は1000万点となっており、ユーザー数は国内850万人に急成長している。

同社は大手インターネットオークションサイトを運営する米eBay社とのジョイントベンチャーとして2010年に設立した。その後、シンガポール、インドネシア、マレーシア、中国、香港でもサイトを開設し、現在ユーザー数は全世界で3000万人以上にのぼっている。月間PV数は3億件に達しているという。

▲9月に開催されたファッション総合展「IFF Magic Japan」に出展し、ブランド店へPRした

同社が狙うのは、実店舗を持つブランドだ。ECの拡大により売り上げ減に悩む店舗は多い。同サイトへの出店料は初回費用として1万円のほか、売上額に対して7~12%の手数料のみ。同サイトに出店することで多くの顧客にブランドを周知し、実店舗にも送客する、というのが同社の強みだという。

「ECと実店舗が共存できるビジネスモデルを築きたい。サイトに出店してもらうことで海外に販路を拡大することも簡単にでき、ユーザーからの反応も直接見ることが可能になる。サイトで知名度を上げて実店舗に送客するという流れも出来上がっているので、こうした強みを生かしてアパレルの市場をさらに強化していきたい」と清水氏は語る。


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国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平

2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材中。

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