光沢感を数値化する装置

▲パパラボ(静岡県浜松市) 加藤誠社長(60)

自動車メーカーが採用

金属や塗装の光沢感、素材表面の凹凸感、木材の木目などを数値化する計測装置を製造するのはパパラボ(静岡県浜松市)だ。これまで人間の目視だけで行われてきた品質調査を、装置が算出する数値で均一にする。色と質感を定量化する技術を、2015年に製品化した。今のところ競合商品はなく、価格は500万円だ。国内ではダイハツ工業、海外では有名時計製造メーカーで採用されているが、まだ、導入先は限られており、量産化を目指す。

当初は、遠隔医療で用いるために静岡大学が人間の表情を正確に届ける映像技術として開発したものだ。だが、競合した大手カメラメーカーとの間で技術力に差があり、映像処理システムとしての開発を断念した。その後、方向転換し、現在の製品にたどり着いた。

需要を探るために昨年初めて出展したJASISでは、食品関連会社からたくさんの反響があった。「今年は、ダイハツ以外の大手自動車メーカーや塗料メーカーとの商談が盛り上がった」(加藤誠社長)

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