▲市職員の情報交換会は、産業振興ビジョンの策定作業が始まってから、頻繁に行われるようになった

和歌山市で宿泊した中国からの観光客が、2016年の1年間を通じ9万679人となり、前年から75・3%増加したことがわかった。香港からの観光客も2万6105人で23・1%増えた。低価格で登場できるLCC便が関西国際空港での発着数を増やしたため、空港周辺で宿を確保できない旅行客が和歌山市に流れていることが要因だ。

和歌山市ではこれまで寝泊まりするためだけに訪れた観光客を市内観光に結びつけようと、観光振興策を強化する。中国からの観光客に人気の高い和歌山城の整備には、17年度予算で1500万円を計上した。また、この夏をめどに、市内山間部にある「四季の里公園」の改修計画を発表する予定だ。計画には里山での農業など体験型の観光に結びつける内容が盛り込まれることになりそうだ。

一連の動きは16年3月に策定された「産業振興ビジョン」に基づくものだ。産業まちづくり局産業政策課の松村光一郎課長は「せっかく誘致できた観光客に幅広い提案ができるよう、各部局の情報連携を強化している」と話している。


国際イベントニュース 編集長 東島淳一郎国際イベントニュース編集長 東島淳一郎

2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。

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