大阪一有名な区長4月から新天地

▲大阪市大正区長として7年間の任期を務め、筋原章博(54)はこの4月に大阪市港区長に就任した

大阪市大正区で3月まで区長を務めた筋原章博は、7年間の任期中にCDデビューし、吉本新喜劇の舞台に立ち、大正区の知名度向上に努めた。メディア受けの良い施策の裏で、人口減少に歯止めをかけるため、産業を定着させ移住を促進することに挑んだ。それが中小企業にスポットを当てたツアーや、空き家再生を商店街の活性化につなげる取り組みだった。

区長といっても選挙で選ばれたわけではない。大阪市の行政区は、東京23区とは違い選挙で選ばれた区議会と区長を持たないのだ。大阪市長の任命を受けて市役所の職員が区長を担当するのが通例で、筋原もそのようにして区長職に就いた。だが、橋下徹前市長が、公募制の区長制度を始め、そこに筋原は自ら手を挙げ再任されてきたのだ。

学生時代は漫画家を目指していた。市の職員になった後も、しばらくはその道を諦めていなかった。区長になって、街づくりほど大きな作品作りはないと気が付いた。「今は公務員という職を選んで本当によかったと思う」任期を果たした筋原は、4月から隣の港区区長に就任した。新しい挑戦がまた始まる。


国際イベントニュース 編集長 東島淳一郎国際イベントニュース編集長 東島淳一郎

2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。

関連記事

コメントは利用できません。

ピックアップ記事

ページ上部へ戻る