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書き起こし原稿公開 シャノン×ZEO『ITベンチャーが展示会・プライベートショーを止めるわけにはいかない理由』
- 2021/1/18
【お題】『ITベンチャーが展示会・プライベートショーを止めるわけにはいかない理由』
【日付】2020年11月20日
【ゲスト】シャノン 中村 健一郎社長 / ZEO 黒井宏昌社長、西井智章執行役員
【司会】東島 淳一郎(国際イベントニュース編集長)
<中村社長、登場>
東島:先月に引き続き。この1カ月間で、何か変化を感じましたか。
中村:11月はイベントの多いシーズンなので、多くの場所でオンラインのイベントが封を切られた印象です。毎日のように見かけるようになりましたね。みなさんのところにも集客メールやご案内などが、届いているのではないでしょうか。
受け取り手側にとっても見慣れてきたので、オンラインイベントについての理解も進みました。期待や落胆などの評価は、これから判断されるでしょう。コンテンツの価値が大切だと言う人もいれば、セミナーを流していても意味がないと言われたり、試行錯誤しても見てもらえなかったり。どの企業も手探りなので、何が今正解なのかを明確につかめないまま、取り組んでいる印象です。
東島:ウェビナーやオンライン展示会など、秋ごろから視聴者数が落ちたという話を聞きます。この点について、どう思われますか。
中村:コロナがはやって来たので、在宅率も今週半ばから増えています。今日のニュースでも、伊藤忠が完全在宅にすると言っていましたが、今後も在宅勤務が加速するでしょう。これからオンラインイベントを開催する人たちは、集客が上がる可能性もありますし、この状況は引き続き続くのではないでしょうか。
東島:今日のテーマは「ITベンチャーが展示会・プライベートショーを止めるわけにはいかない理由」ですが、ITベンチャーは、展示会やプライベートショーを辞めるわけにはいかないのでしょうか。
中村:元々イベントを開催している企業は、こういう状況でイベントができないし、お金がかかっていただけだから辞めよう、という話は一切聞きません。どちらかというと、オンラインでイベントを開催する方法を早期から考えていて、どう差別化するか、コンテンツの見せ方や仕掛けなどを工夫して取り組んでいる様子が伺えます。IT分野の高成長企業で、オンラインイベントをやっていない企業を見つける方が難しいですね。
東島:オンラインを含めてということですね。
中村:今、オンラインに着手している企業は、リアルのイベントやセミナー、展示会などに代わるものに取り組まなければならないということで、オンラインに手を出している状況だと思います。
東島:なぜIT企業は、イベントをやるのでしょうか。
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