第28回 家賃相場が暴落 昨年比6~7割減の物件も[今日の中国]

 
  • 2020/11/14
▲寒さを感じる季節となった

上海賃貸住宅市場に吹きすさぶ新型コロナの影響

 11月に入り、私が住む上海も季節の変わり目を迎えました。本格的な冬の到来にあたり、中国では多くの人が「住宅の隙間風問題」に頭を痛めることになります。今回はそんな「隙間風問題」をきっかけに、最新の中国の住宅事情を紹介したいと思います。

 中国では住宅の窓の建付けが日本ほど精密ではないことから、多くの家庭が隙間風に悩まされます。日本ではあまり考えられないことですが、上海では築10年を超える住宅になると隙間風が入り込む物件が非常に多く、住宅選びのポイントとして「隙間風が発生しないか」が常識的に挙げられるほど一般的な問題となっています。加えて、日本では隙間風を防ぐテープなどが市販されていますが、中国ではあまり見かけません。そのため、隙間風に悩まされる多くの家庭が取る対策としては、暖房を多量に使用することに終始します。中国の電気代は日本よりも安いので、日本の一般家庭の電気代に比べればさほど高額になるというわけではないのですが、それでも頭の痛い問題には変わりありません。

 何を隠そう、私もこの「隙間風問題」に頭を痛めていました。私の自宅は香港や台湾などの近くに位置する厦門(アモイ)にあるのですが、仕事の都合で、昨年末から上海でマンションを借りて生活しています。引越し当時はあくまで一時的な住まいと考えていたため、よく調べもしないで借りてしまったのですが、これが大間違い。築15年で家賃もリーズナブルですが、御多分に漏れず隙間風が吹き込むのです。引っ越してから程なくして新型コロナ問題によって外出禁止となり、隙間風のやまない部屋では寒さが身に染みます。おかげで寒さが落ち着く4月まで、暖房をガンガンにつける日々が続きました。

  
       

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狩野 浩治狩野 浩治
1964年福岡県生まれ。バックパッカーとして各国を回った後、国内大手小売り会社に入社し海外事業部に配属。以降33年間、海外生活が続き、8年前から中国で生活する。中国企業の副総経理を務める。

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