第26回 中国のウソ・ホント イメージに惑わされず正確な情報を[今日の中国]

 
  • 2020/9/29
▲現金収入と生活の豊かさは必ずしも一致しません(写真はイメージ)

 日本における中国のイメージは必ずしも良いものではないと思っています。日本企業から中国進出に当たっての相談を受けることが多いのですが、中国に対するイメージが先行していて実態とかけ離れていると感じることがよくあります。

 先日、日本企業の社長からこんな相談を受けました。「中国の成都で、中国政府が米国領事館を閉鎖したとのニュースを見た。日本の報道では、戦争も起こりうるかもしれないと言っているので、中国での商品販売を見合わせたい」。たしかに、中国政府が米国領事館を閉鎖したのは事実です。では、中国に住んでいる人にとってこの事実はどのように映っているのでしょうか?

 ご存じの方もいるでしょうが、この閉鎖措置は、先に米国がヒューストンにある中国領事館を閉鎖したことを受けての対応でした。この方はそれをご存じなかったようです。この相談を受けて私が思ったのは、「もし日本での中国イメージがもっと好意的なものだったとしたら、この相談者は同じことを言ってきたのだろうか」ということでした。なぜ中国がそのような措置を取ったのか、疑問に思うことがあったのではないだろうか。海外で事業を展開する際には、個人的なイメージに左右されず、正確に情報を把握しなければ、成功をつかむことは難しいと思います。

  
       

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狩野 浩治狩野 浩治
1964年福岡県生まれ。バックパッカーとして各国を回った後、国内大手小売り会社に入社し海外事業部に配属。以降33年間、海外生活が続き、8年前から中国で生活する。中国企業の副総経理を務める。

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