森林ブランドを広めるため3町村合同で出展【自治体の出展戦略】奈良県下市町

 
  • 2020/8/31

奈良県下市町・黒滝村・天川村商工会
@ 国際テーブル&キッチンウェアEXPO

▲木の目合いのきめが細かく、色合いに優れている吉野杉・吉野ひのき

 下市町、黒滝村、天川村の3町村の商工会は、地域の吉野杉・吉野ひのきで作った自然素材の木製品を広報するため、2019年から合同で「国際テーブル&キッチンウェアEXPO」に出展する。昨年度、「東京インターナショナル・ギフト・ショー」にも出展したが、出展商品のカテゴリーが多く苦戦したため、今年度は1つに絞った。合同出展するのは、県の補助金を受給する条件を満たすためだ。「吉野杉・吉野ひのきを有効活用すれば、地域の森林保護にもつながる」(奈良県事業引継ぎ支援センター・保延薦さん)

 吉野杉・吉野ひのきは、木の目合いのきめが細かく、色合いに優れている点が特徴だ。苗を縦横1メートル間隔に植え、除伐と間伐を繰り返し、優良木を作る。酒樽(だる)や醤油(しょうゆ)樽に使われることが多く、ブースでは、年輪が美しく見えるカッティングボードが注目を集めた。前回は、雑貨店との取引も始まった。輸出業者や通販業者には、わっぱ飯の弁当箱が人気だった。

 奈良南部に位置する黒滝村と天川村は、2つの村を合わせても人口は1500人程度だ。そこに?軒の旅館があり、観光産業で成り立っている。最近、山林部でフグとエビの養殖を始めた。川の水がきれいで養殖の場としても適しており、観光資源としても期待されている。冷涼な気候を活かして栽培される夏イチゴも人気で、生産量が増えている。


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国際イベントニュース 編集部 坪田康佑国際イベントニュース フリー編集者・ライター 坪田康佑
20代後半から出版社に勤務。中小企業向けの経営情報誌「COMPANYTANK」元編集長を経て、40歳でフリーに。2017年から国際イベントニュース編集部にも参加。趣味は麻雀と競馬。学生時代は雀荘で働き、腕を磨いた。

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