国内外のバイクメーカー7社で運営@東京モーターサイクルショー
- 2019/4/10
展示会名:東京モーターサイクルショー
会場:東京ビッグサイト
会期:3/22(金)~24(日)
会場:東京ビッグサイト
会期:3/22(金)~24(日)

今年が46回目の開催だが、発足当初は個人のバイクユーザーがカスタムバイクを出展する展示会だった。その後、アクセサリーメーカーが出展するようになり、バイク業界での影響が大きくなったため、26年前にホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキの国産4メーカーと大手海外バイクメーカーの日本支社3社で、東京モーターサイクルショー協会を設立した。現在の「東京モーターサイクルショー」の基礎となった。
7社はそれぞれ運営委員を選出し、毎回イベントの内容について知恵を寄せ合う。例えば、会期中に周辺の駐輪場情報をHPで提供するのもその一つだ。バイクで来る来場者が多いが、会場近くの駐輪スペースは4500台分しかなく土日はすぐ満車になるからだ。
若年層のバイク離れは業界全体の課題であり、昨年から高校生を無料で招待している。一年以内に自動二輪免許を取得した人も無料で招待した。50代はほとんど1人で来るが、高校生の7割は2名以上で訪れる。
斜陽といわれるバイク業界だが、売り上げが下がったのは50㏄の原付だけだ。それ以上のクラスは横ばい。新車販売こそ落ち込んでいるが、中古車市場は安定して伸びており、保有台数は年々増え続けている。
50㏄の原付の販売台数はピーク時の1980年が200万台だった。現在は15万台。駐車規制が厳しくなったことや電動自転車の台頭が要因として挙げられる。
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20代後半から出版社に勤務。中小企業向けの経営情報誌「COMPANYTANK」元編集長を経て、40歳でフリーに。2017年から国際イベントニュース編集部にも参加。趣味は麻雀と競馬。学生時代は雀荘で働き、腕を磨いた。