「原発だけじゃない」地域産品の販路拡大【自治体の出展戦略】福井県大飯郡高浜町

 
  • 2020/6/29

高浜町商工会(福井県大飯郡) 
@ FOODEX JAPAN、スーパーマーケット・トレードショー、国際ホテル・レストラン・ショー

▲美しい海を想像させる、青色で統一したブースで出展した

 高浜町商工会(福井県大飯郡)は10年前から地域産品をアピールするため、大規模展示会に出展を始めた。過去には「FOODEX JAPAN」「スーパーマーケット・トレードショー」、昨年から「国際ホテル・レストラン・ショー」に出展する。6社が並び、出展品目は干物、海産物、しょうゆ、練り製品、杜仲茶、いちごなどさまざま。2023年には北陸新幹線が延伸することもあり、観光や地域産品のPRにも力を入れる。

 以前は消費者向けの物産展に出ていたが、成果につながらなかったため、地域企業の販路拡大を目指し大規模展示会に出展を始めた。「スーパーマーケット・トレードショー」は大手のバイヤーが多く、相手が求める数量に対応できないこともあった。「国際ホテル・レストラン・ショー」は小規模飲食店や宿泊施設が集まり、出展者からの反応も良いという。

 高浜町は海岸の国際環境認証「ブルーフラッグ」をアジアで初めて取得した。水質、環境教育と情報、環境管理、安全という4つのカテゴリで設定された33基準を達成する必要がある。取得後は関西エリアからの来場が増えた。

 20年10月には、鮮魚売り場や魚料理の食堂で構成された6次産業施設「UMIKARA」がオープンする予定だ。魚の価格低迷や漁獲量の減少による漁業就業人口の減少を食い止めるためだ。「高浜市の産業では原子力発電の割合が大きいが、他にもあることを展示会や地域の新たな活動を通じて広くアピールしたい」(徳庄寛学さん)


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国際イベントニュース 編集部 坪田康佑国際イベントニュース フリー編集者・ライター 坪田康佑
20代後半から出版社に勤務。中小企業向けの経営情報誌「COMPANYTANK」元編集長を経て、40歳でフリーに。2017年から国際イベントニュース編集部にも参加。趣味は麻雀と競馬。学生時代は雀荘で働き、腕を磨いた。

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