街の中心部に観光客戻らず @オーストリア・ウィーン【5月31日/新型コロナウイルス 世界の反応・現地レポ】

 
  • 2020/6/4
▲有名カフェもテラスは多少埋まっているが、店内には客がいない

住民向けの郊外店は復調

 オーストリアでは、5月15日から外食店の再開が許可された。ウィーンのカフェ文化は、世界無形文化遺産に登録され、建築としての美しさや歴史のあるカフェが多数ある。

 ロックダウン以前、有名店には長い行列ができ、待たずに入店できることはまれだった。今、ザッハトルテが有名な「カフェザッハ」でさえ、ガラガラに空いている。他の有名カフェでもテラスは多少埋まっているが、店内には客がいない。ウィーンの場合、1区とそれを囲む環状道路沿い(リンクと呼ばれる)に主要な観光スポットが集中しているが、この界隈の店舗や飲食店には客足が戻っていない。

 対照的なのは地域住民向けの店舗だ。観光地を少し外れたカフェやレストランは、地元客で混み合い、国内需要は早いスピードで回復していることがうかがえる。ウィーン中心部の経済が観光客頼りで、地元住民の出入りが元々少なかったということだ。観光客が戻ってこない今の状況が続く限り、中心部の経済の復旧は難しそうだ。


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【特集】新型コロナウィルスがイベント、展示会産業に与えた影響

Yukari S.
オーストリア、ウィーン在住フリーライター。ウィーンとパリを拠点に、欧州におけるフランス語、英語圏の文化、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動、政策調査に携わる。専門は国際政治、軍事、語学。

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