訪日客数と消費額 またも過去最高

 
  • 2018/2/5

 訪日外国人客数と消費額が、また過去最高を記録した。観光庁は16日に2017年の訪日外国人旅行者の動向に関する調査を発表。旅行者数は16年を465万人上回る2869万人に達したほか、旅行消費総額は16年を6685億円上回る4兆4161億円に到達した。また、17年10〜12月における消費額は1兆1400億円となり、同年はすべての四半期で過去最高を記録したことになる。

 訪日客を国別でみると、もっとも高い消費額を占めたの中国で1兆6946億円。次いで台湾が5744億円、韓国が5126億円、香港が3415億円、米国が2503億円となり、上位5カ国で消費総額の4分の3以上を占める結果となった。ほかにもシンガポールやマレーシア、ベトナム、フィリピンなど東南アジアも増加する結果となった。

 消費額を費目別でみると、トップは買物代で1兆4261億円。特に中国人が買物に高い費用をかけており、一人当たりの消費額のうちおよそ3分の1を占めていることがわかった。2位は宿泊料金で1兆140億円。中でもイギリス、オーストラリア、フランス、ドイツなど欧米豪の国々が高級ホテルを利用する傾向が高い。費目別3位は飲食費で7574億円、4位は交通費4288億円となったが、コト消費で高い期待がかかる娯楽サービスに関しては全体の約3%となる1136億円しかないことがわかった。

 一人当たりの消費額は16年より1.3%減となる15万3921円となった。イギリスやフランス、カナダなどでは10%超の増加となったが、中国や香港などの消費額が減少したことから、全体では前年を下回る結果となった。

 調査は羽田空港など18空海港を訪れた訪日外国人客に、四半期ごと9710人に実施したもの。2010年4月から実施している。


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国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平
2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材中。

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