出展企業と来場者 同時刻にオンライン開催に集う @広州交易会(中国)

 
  • 2020/8/5
展示会名: 広州交易会(第127回中国Canton Fair)
会 期:2020年6月15日(月)~24日(水)
主 催:中国貿易センター
出展者数:3万社

 

中国最大規模の展示会

 オンライン開催となった中国最大規模の展示会「広州交易会(Canton Fair)」の出展企業は、10日間の会期中、24時間体制で問い合わせに対応した。パソコンディスプレイやスマートフォンを介し、出展者と訪問者は同じ時間を「広州交易会」のウェブサイトで過ごした。仮想空間とはいえ、同時刻に、ひとつの場所に出展者と購入を検討する訪問者を集めることに一定の成果を得たことで、中国の展示会はオンライン化が加速しそうだ。

▲ 「広州交易会」は63年の歴史を持つ、中国でも知名度の高い展示会だ。年に2回開催され、前回は2万5000社が出展し、19万人が来場した

動画一覧と実況中継で訪問者を呼び込む

▲ 半日ごとに500社程度の動画が並び、実況配信する企業も。10日間の会期で1万社ほどの動画が掲載された

 16分野、50の展示エリアに分類された出展商品一覧ページは、アマゾンのようなECサイトの作りに近い。気になった商品を選択すると、商品ごとに動画や、写真とテキストによる説明が表示される。これらの情報は会期が終了した現在でも閲覧できる。会期中は、担当者にチャットで問い合わせるボタンや、商品説明を営業担当者が生放送する配信ページが用意されていた。ここから、訪問者は出展企業と商談を進めることができた。

1時間の配信で15万の「いいね」

▲ 広東省・広州在住の加藤勇樹さんは、日中企業間のビジネスマッチングなどを行っている

 広州在住の加藤勇樹さんは、会期中、夜の8時に出展企業にチャットで問い合わせたところ、30分弱で返信があった。多くの出展企業が、24時間体制を整えて、訪問者からの問い合わせに対応したという。中国はオンラインでの商売が活発なため、顧客からの問い合わせに24時間対応するチャットセンターを持つ企業が多いことも、即時対応を可能にした要因のようだ。「通常の顧客対応チームを展示会の訪問者向けに割いただけだと思われる」(加藤さん)

  
       

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国際イベントニュース 編集長 東島淳一郎国際イベントニュース編集長 東島淳一郎

2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。

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