東京ビッグサイト 五輪延期で使用制限延長 代替会場なければ補償問題に

 
  • 2020/5/8
▲20年9月以降に東京ビッグサイトでの開催が決まっていた展示会の一覧(全体は有料会員限定)

2300社と契約済ませた主催者も

 上の表は、20年9月以降に東京ビッグサイトでの開催が決まっていた展示会の一覧だ。本来であれば、9月6日にパラリンピックが終わると同時に撤去作業が始まり、9月の青海展示棟、10月の西と南展示棟、さらに12月の東展示棟の再開へと続く予定だった。だが、オリパラの延期により、東展示棟については21年の冬まで利用できなくなった。東展示棟の閉鎖は19年4月に始まっており、2年8カ月に及ぶことになる。

 表のうち、色がついた部分は東展示棟での開催を予定していた展示会だ。これらは、当初予定していた展示面積を確保することは不可能で、大幅な縮小と会期の変更を余儀なくされる。調整先は東京ビッグサイトの他の展示ホールになるため、西、南、青海展示棟で開催予定の展示会も、展示面積の縮小を迫られる可能性が高い。

 国内展示会主催最大手のリードエグジビションジャパン(東京都新宿区)は、「オートモーティブワールド」「ネプコン ジャパン」「国際宝飾展」など、東展示棟を使った大規模展示会を多数予定しており、すでに21年3月までの間に開催される展示会において、2300社と出展契約を済ませている。「これらの契約を破棄しなければならなくなったら、誰がどのように補償してくれるのか」(岡部憲士取締役)。同社に限らず、同様の補償を求めることを検討する主催者は、他にもいた。


 東京ビッグサイトを所管する東京都労働産業局に、主催者が出展企業との間で交わした契約に対する補償について尋ねると「1つでも多くの展示会が開催できるよう、全力を尽くす」という回答に終始した。


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国際イベントニュース 編集長 東島淳一郎国際イベントニュース編集長 東島淳一郎

2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。

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