第22回 経済活動は再開 マスク装着率は100%[今日の中国]

 
  • 2020/4/25

 日本も緊急事態宣言が発令されました。上海にいる私からすると、やっと、という印象は否めません。さすがに他人事としてとらえている方はもういないと思いますが、経済が動き始めた上海にいると、個人の危機管理意識が状況に大きな影響を与えていると感じてなりません。

▲ 上海の街中では、電気バイクで通勤する人が増えました

 中国経済は回復に向けて一気に動き始めています。新型コロナの震源地と言われる武漢の封鎖が解除され、稼働が止まっていた製造ラインには従業員が戻り始め、コロナ以前の通常稼働を取り戻しつつあります。私が住む上海は、コロナ前の生活と何も変わらないところまで回復し、学校も4月20日から再開しました。

 中国国内の多くの大都市で、市民の生活はコロナ前と同水準に戻りました。しかし、大きく変わったこともあります。市民のマスク使用率は100%近いままです。電車・バスの使用も控えられ、密集を避け、車、電気バイク、自転車の通勤が増えました。ひと昔前、交差点を自転車で埋めつくす風景は日常のものでしたが、今は電気バイクがとって変わり、朝夕の日常風景になりつつあります。

▲ マンション入り口の体温センサーは設置されたままです

 上海市民に「密集を作らない・入らない・避ける」という意識が根付いたことについては、私も驚いています。マンションの入口には体温センサーの設置が継続され、エレベーターのボタンを押すのに使用するため使い捨てのビニール手袋を携帯する人が多くなりました。

  
       

この先、会員限定エリアです
無料会員登録は下のボタンから。
全記事を読める有料会員登録はマイページから。

狩野 浩治狩野 浩治
1964年福岡県生まれ。バックパッカーとして各国を回った後、国内大手小売り会社に入社し海外事業部に配属。以降33年間、海外生活が続き、8年前から中国で生活する。中国企業の副総経理を務める。

関連記事

新聞からの移行プラン
国内外の展示会を取材する
展示会専門紙
国際イベントニュースとは
私たちが展示会に注目する理由とは...。国際イベントニュースが取材する情報をご紹介します。

今回どうだった?
出展者に聞いた展示会の口コミ
人が集まるブース特集
記者の目にとまった人が集まるブースを紹介
自治体の出展戦略
自治体が出展!その目的は?
海外展示会挑戦記
海外展示会に挑戦する企業に聞いた
海外展示会レポ
現地記者が海外展示会を取材。海外トレンドをお届けします
イベント人物図鑑
展示会で出会える人を紹介します
国内展示場小間数ランキング

ブース・人材・運営・サポート企業

医療インバウンド
ページ上部へ戻る