日本行きの飛行機、4月13日までほぼ満席 @ミャンマー【3月25日/新型コロナウイルス 世界の反応・現地レポ】

 
  • 2020/4/2
▲いつもは渋滞する道路もガラガラのヤンゴン市内

 ミャンマーでは3月23日に新型コロナウイルスの感染者が初めて見つかり、4月1日の時点で感染者15人、死亡者1人となっている。イギリス、アメリカ、タイなどの海外から帰国したミャンマー人がその大半を占めるが、外国人や外国人観光客向けのガイドにも感染者が見つかった。直近では、外国人向けに医療サービスを提供する民間病院のスタッフの感染が発表された。

 ミャンマー政府は、感染者ゼロの段階から、映画館の閉館、学校の休校、水祭りの中止、3月21日からはアライバルビザ・e-visa の発給停止といった対応を進めてきた。23日以降も他国の対応を参考に、水際対策を中心とした対策強化を進めている。

 25日、海外から帰国する全てのミャンマー人に、帰国後14日間の隔離施設入りを求め、全ての外国人に対しては、72時間以内に発行された新型コロナ陰性を示す健康診断書の提出と、14日間の隔離施設入所を求めた。

 さらに、31日から4月13日まで、商用の国際旅客便の着陸を認めないことを発表した。実質的な国境封鎖に近い措置だが、全日空、日本大使館、ミャンマー政府の協議の結果、ヤンゴン発成田行便については運航できる見通しで、多くの日本帰国予定者が胸をなでおろした。日系企業の駐在員の家族や本人の帰国も相次ぎ、全日空便は出航許可が取れた13日まで、ほぼ空きがない状況だ。

 こうした帰国騒動のきっかけとなったのは、18日にイギリス大使館から自国民に対して、帰国を推奨する発表がされたことだった。 新型コロナの感染拡大が長期化したときのことを想定すると、ミャンマーから出られずウイルスに罹患するリスク、重症化した時の医療環境リスクが、帰国か残るかを判断する材料になるのだろう。

 現時点では、一度ミャンマーを離れたらいつ戻って来られるかわからない状況であり、そのことも判断を難しくさせる。出国困難な状況でもあるため入国管理局が査証の延長手続きに関する特別措置も発表している。ミャンマーに残ったとしてもしばらくはビジネスの動きは少なそうだが。


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桂川融己桂川 融己
海外進出・新規事業支援の(株)トレジャーコンテンツでミャンマーを担当。生命保険会社に8年勤務し、2014年にヤンゴンへ移住。現地でマーケティング支援、ビジネス紙への寄稿も多数。趣味は、雪合戦とスカッシュ。好きな場所は、自然が多くて風が流れる場所。

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