新設の卸売市場を食品の輸出拠点としてPRする成田市【自治体の出展戦略】

 
  • 2020/5/31

成田市 経済部卸売市場(千葉県成田市)
@“日本の食品”輸出EXPO

 成田市経済部卸売市場は、地元の水産物や青果のアピールとともに、2021年に成田空港のすぐ隣に移転予定の成田市場を周知するため、2018年より「“日本の食品”輸出EXPO」に出展する。初出展の前回は成田市単独の1小間で出展したが、今回は千葉県との連携の話が持ち上がり、共同での出展となった。「今の成田市場は成田市の街中にあるが、空港に隣接することで輸出を強化できると考えている。全国の市場の売り上げが落ち込むなかで、成田市として何ができるかを考えての決断だ」(飛田恒介さん)

 新設される成田市場の特徴は、成果物・水産物の卸売場だけでなく高機能物流施設も設置されることだ。ここにはHACCP(食品の安全を確保する衛生管理手法)取得を想定した加工施設や、煩雑な輸出手続きをワントップで行える機関が置かれる。また、集客施設棟ではインバウンド向け製品の物販コーナーや日本食の店舗ができる予定だ。空港と卸売市場が一体化した施設は日本にはまだなく、食品輸出を推進する施設として期待されている。「今から新しい市場をアピールすることで、成田空港から空輸する農水産物の数を増やせると考えている。成田空港の国際ネットワークを活用すればより簡単に、より新鮮な状態で世界各地に輸出できる」(飛田さん)

▲「全国から農水産物が集まる市場にする意味でも、この展示会を有意義なものにしたい」と語った飛田恒介さん

 「“日本の食品”輸出EXPO」以外には、京成ホテルミラマーレにて行われる千葉県主催の海外バイヤー招へい商談会にも参加する。今年度はマレーシアとベトナムから3社のバイヤーが来日した。市場の水産組合ではタイの食品総合見本市「Thaifex」の出展経験もある。

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