人型ロボットで集客【我が社の出展戦略】POOL

 
  • 2019/2/10

POOL(東京都大田区)
@ テーマパークEXPO、Halloween & Party Expo(米)他

▲デザインよりも来場者とのコミュニケーションを重視するというPOOL(東京都中央区)のブース

 「展示会ではブースのデザインに凝るよりも、社員と触れ合ってもらえるような仕掛けに費用をかける」と語るのはフェイスペイント用品を販売するPOOL(東京都大田区)の中村友哉社長(52)だ。過去の展示会ではAIロボットの「ペッパー」やカプセルトイなどをブース内に設置して集客した。「美しいブースより、人と触れ合った記憶の方が来場者の印象に残りやすい。だから、見た目ではなく、来場者とのコミュニケーションにつながる仕掛けでなければ意味が無い」と中村社長は語る。

 同社の主力商品は、自社開発のフェイスペイント用絵具だ。現在はイオンやセブンイレブン、ダイソーへも卸しているが、これらは全て展示会を通じて生まれた取引だという。展示会は「ライブ・エンターテイメントEXPO」や「テーマパークEXPO」「東京ギフト・ショー」「ケアテックス」、米国ニューオーリンズで開催された「Halloween & Party Expo」などさまざまな業界の展示会へと出展してきた。「出展したときに〝目立てる〟かどうかで判断している。ギフト・ショーは規模が大きすぎて目立てなかったが、他はおおむね満足している」と話す。

 市場の情報収集とビジネスモデルのブラッシュアップも展示会に出展する理由の一つだ。来場者がどんな言葉に反応するか、どんな資料に興味を持つかを確かめることで、最新の市場のニーズを把握しているという。「周りのブースを見ていると、やる気のない社員がただ立っているだけの企業もあるが、実にもったいない。展示会で得た情報を基にPDCAサイクルを回すことで業務効率化につながる。今はどの業界も人手不足といわれているが、新しい営業マンを3人雇うより展示会に出展したほうが効果的だと言えるくらい、価値があると思う」と中村社長は語る。


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国際イベントニュース 編集部 坪田康佑国際イベントニュース フリー編集者・ライター 坪田康佑
20代後半から出版社に勤務。中小企業向けの経営情報誌「COMPANYTANK」元編集長を経て、40歳でフリーに。2017年から国際イベントニュース編集部にも参加。趣味は麻雀と競馬。学生時代は雀荘で働き、腕を磨いた。
 
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