中国市場 5年で15倍に 自動販売機【海外展示会挑戦記】

 
  • 2018/10/25

富士電機(東京都品川区)
@ Food & Hotel Indonesia(インドネシア)他

▲市場拡大が見込まれるアジアへの出展を続ける富士電機

 近年、アジア各国においても人件費の高騰から、自動販売機の普及が進んでいる。中国では、2011年に約1万台だったのが15年に15万台へ急拡大した。20年には140万台まで増加する見通しだ。

 富士電機(東京都品川区)は自動販売機製造において国内トップシェアを誇っており、年商9000億円のうち約15%を食品流通部門が占める。海外事業担当の崔一川さんは「Alipay(アリペイ)、WeChat Pay(ウィーチャットペイ)など電子決済が普及し、自動販売機導入に向けた追い風が吹いている」と話す。

 だが、今のところ、海外売り上げは全体の2割程度だ。アメリカでは治安の低さから維持・管理が困難だ。欧州では景観維持を理由として導入が進まない。中国では、偽札が多いことから自動販売機が普及しづらいという背景もあった。

 それでも、海外市場を開拓するのは国内が飽和状態にあるからだ。日本における自動販売機の設置数は約490万台。対して、韓国が4万台程度で、市場の拡大が期待されるため、やはり目は外に向かってしまう。

 海外の展示会に出展をはじめたのは2010年からだ。インドネシアの「Food & Hotel Indonesia」、上海の「上海新国際博覧中心・中国無人小売大会」、米国のSCAA(Specialty Coffee Association of America )の展示会に出展した。


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国際イベントニュース 編集部 坪田康佑国際イベントニュース フリー編集者・ライター 坪田康佑
20代後半から出版社に勤務。中小企業向けの経営情報誌「COMPANYTANK」元編集長を経て、40歳でフリーに。2017年から国際イベントニュース編集部にも参加。趣味は麻雀と競馬。学生時代は雀荘で働き、腕を磨いた。

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