展示会での情報収集はネットを超える ジールアソシエイツ(東京都中央区)永門 大輔社長【イベント人物図鑑】

 
  • 2018/11/8
ジールアソシエイツ(東京都中央区) 永門 大輔社長
1975年5月、福岡県出身。 大手ディスプレイ会社を経て、2014年にジールアソシエイツ(東京都中央区)を設立。

―売り上げの状況は

 前年比15%増で伸びている。ただ、ディスプレイ産業、イベント産業が大きくなっており、特別だとは思わない。

―展示会分野の営業はどう行っているのか

 若い社員はブースデザインを競うコンペを競り勝ちながら、経験を積む。ベテランはクライアント企業のマーケティング担当者と「何を誰に打ち出すか、誰のためにどんなプロモーションが必要か」という広報の上流部分から相談を受ける。出展企業の中には、誰に何を伝えるために出たのか、整理できずに当日を迎えていることがある。一昔前は「イベントは派手であれば良い」と考える人が多かった。「ゲームショウ」でも感じたが、昔の方がブースは派手だった。

 マーケティングにおいて、イベントが重要と感じていても、何から考えればいいか、わからない人が多いのだろう。その道筋を整理する仕事から入るようにしている。

―広告主から直接依頼を受けるのか

 直接の取引が増えているが、代理店やプロダクションからいただく仕事もある。企業のマーケ担当者が昔に比べて経験を積み、実務を担う会社に問い合わせる機会が増えたのではないか。ただ、データや調査を通じたマクロ的なマーケティングは、代理店が得意とする専門領域。それぞれ、仕事の内容が異なる。

―2020年以降、展示会は拡大すると思うか

 インターネットが普及する前、展示会に来場する人の重要な目的は、出展企業のカタログを集めることだった。情報を集めたいとき、それが一番早かったからだ。

 今、情報収集はネットで完結しており、直接見たい、触りたい、会いたい人たちが会場に来る。単純に、皆ネットが当たり前になり、飽き始めていると感じる。展示会の需要はもっと高まる。


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国際イベントニュース 編集長 東島淳一郎国際イベントニュース編集長 東島淳一郎

2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。

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