コスパ重視派と性能重視派 中国のバイヤー二極化 プラスチック【海外展示会挑戦記】

 
  • 2019/7/10

日本タルク(大阪市)
@ チャイナプラス(中国国際プラスチック・ゴム工業見本市)、in cosmetics Asia(タイ)

展示会 写真 チャイナプラス(中国国際プラスチック・ゴム工業見本市)、in cosmetics Asia(タイ)
▲欧州市場に広めるため昨年欧州内に駐在所を構えた日本タルク(大阪市)

 プラスチック、紙、セラミックなどさまざまな素材を強化する「ケイ酸塩鉱物」を製造する日本タルク(大阪市)は、8年前から海外の展示会に出展するようになった。毎年出展するのが「チャイナプラス(中国国際プラスチック・ゴム工業見本市)」と、タイで行われる化粧品・日用品原料素材の展示会「in cosmetics Asia」(タイ)だ。海外企業との取引を増やし、年商40億円のうち2割弱を海外で売り上げる。ドイツの「K展(国際プラスチック・ゴム産業展)」にも出展経験はあるが、欧州の展示会では手応えが感じられず、アジアの展示会に絞ることになった。

 海外展示会では需要の二極化を感じるという。「中国では、安ければいいという企業と、トップ企業に追いつくため、高くてもいいから高い技術で作りたいという企業だ。この傾向は年々、顕著になっている」(藤林直幸部長)

 ブースでの接客や提案方法も国によって異なる。日本ではその用途を来場者自身が考えるので、素材の良さのPRに専念する。中国の場合は、素材の用途まで提案しないと商売につながらない。海外展示会への出展を重ねる中で気が付いたという。

 欧米展開も目指しており、昨年、欧州内に駐在所を構えた。数年後に展示会出展するため、展示会に足を運び市場を調査している最中だ。「どんな業種に、どう入るか。契約できそうな代理店はどこか。リサーチして欧州市場にも広めたい」(藤林さん)


おすすめの記事
ブースでブランド判断する来場者が多い 化粧品【海外展示会挑戦記】

国際イベントニュース 編集部 坪田康佑国際イベントニュース フリー編集者・ライター 坪田康佑
20代後半から出版社に勤務。中小企業向けの経営情報誌「COMPANYTANK」元編集長を経て、40歳でフリーに。2017年から国際イベントニュース編集部にも参加。趣味は麻雀と競馬。学生時代は雀荘で働き、腕を磨いた。

関連記事

最近の記事

新聞からの移行プラン
国内外の展示会を取材する
展示会専門紙
国際イベントニュースとは
私たちが展示会に注目する理由とは...。国際イベントニュースが取材する情報をご紹介します。

今回どうだった?
出展者に聞いた展示会の口コミ
人が集まるブース特集
記者の目にとまった人が集まるブースを紹介
自治体の出展戦略
自治体が出展!その目的は?
海外展示会挑戦記
海外展示会に挑戦する企業に聞いた
海外展示会レポ
現地記者が海外展示会を取材。海外トレンドをお届けします
イベント人物図鑑
展示会で出会える人を紹介します
国内展示場小間数ランキング

ブース・人材・運営・サポート企業

医療インバウンド
ページ上部へ戻る