輸出規制対象の原料省いた七味唐辛子【海外バイヤーつかまえた】八幡屋礒五郎

 
  • 2020/3/28

八幡屋礒五郎(長野県長野市)
@ “日本の食品”輸出EXPO

▲ 「大事なのは、日ごろから商社や現地のバイヤーから扱ってもらえそうな店舗の情報収集をしておくこと」と話す室賀常務

 七味唐辛子を製造する八幡屋礒五郎(長野県長野市)が海外展開を意識したのは5年前だ。海外展示会に出展し、よい反応を得たが、七味に使われる麻の実が輸出規制の対象になると分かり輸出を断念した。

 その後、麻の実を抜いた海外仕様の商品を作り、再挑戦を決めた。海外バイヤーが集まる長野県主催の商談会に出展し数社とつながり、2017年に「〝日本の食品〟輸出EXPO」に出展し、さらに多くのバイヤーと出会った。相手は、日系スーパーのバイヤーやアジア製品を扱う商社が中心だ。

 海外売り上げは年商14億円の1%に過ぎないが、「〝日本の食品〟輸出EXPO」に出展してからは急増している。アメリカが3割、台湾と香港がそれぞれ3割弱、その他に、タイ、マレーシア、シンガポールなどアジア各国が続く。中国は、原発事故に伴う規制で取引がない。

展示会以外では、海外のスーパーに出向き催事販売を行う。催事販売の後は現地の商社や小売店に営業回りをして関係性を強化する。「現地でアピールするための秘訣は、現地の食文化に合わせることが重要だ」(室賀ゆう貴常務)


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国際イベントニュース 編集部 坪田康佑国際イベントニュース フリー編集者・ライター 坪田康佑
20代後半から出版社に勤務。中小企業向けの経営情報誌「COMPANYTANK」元編集長を経て、40歳でフリーに。2017年から国際イベントニュース編集部にも参加。趣味は麻雀と競馬。学生時代は雀荘で働き、腕を磨いた。

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