ガラスの漆器に欧米レストランが注目 @メゾン・エ・オブジェ・パリ【海外展示会挑戦記】

 
  • 2019/9/25

丸嘉小坂漆器店(長野県塩尻市)
@ メゾン・エ・オブジェ・パリ

▲「欧米市場だと単色、シンプルで透け感のあるものが好まれ、中国や台湾では金や朱色など華やかなものが好まれる傾向」と、小坂玲央社長

 ガラスの漆器を開発した丸嘉小坂漆器店(長野県塩尻市)はインテリアデザインとライフスタイルの国際見本市「メゾン・エ・オブジェ・パリ」に2018年1月、初出展した。アメリカの高級レストランから数十個の注文が入り、フランスの雑貨店での取り扱いが始まった。海外展開2年目で、アメリカ、イタリア、イギリス、台湾、シンガポールと取引をする。年商に占める海外比率は5%にすぎないが、数字は伸びている。「来場者で多かったのはレストラン関係。日本文化が浸透し、日本酒を提供する創作レストランが増えている」(小坂玲央社長)

 出展にあたり厳しい審査があり、商品に加えブースデザインも審査の対象となる。ジェトロからはブース出展費用の半額が補助されるが、1小間のブース施工費や輸送費、渡航費、滞在費などを含めると最低でも200万円はかかるという。

 バブル崩壊前までは業務用テーブルや什器など、漆塗りの木工製造が中心だった。1994年、ガラスの漆器を開発した。「木製漆器よりも表面に光沢があり、漆を塗る回数が少なくて済む。絵柄に力を入れられるのが特徴で、洋食器と相性がよく、開発当初から海外展開を考えていた」(小坂社長)


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国際イベントニュース 編集部 坪田康佑国際イベントニュース フリー編集者・ライター 坪田康佑
20代後半から出版社に勤務。中小企業向けの経営情報誌「COMPANYTANK」元編集長を経て、40歳でフリーに。2017年から国際イベントニュース編集部にも参加。趣味は麻雀と競馬。学生時代は雀荘で働き、腕を磨いた。

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