医療機器産業を後押しする富山県【自治体の出展戦略】

 
  • 2020/1/15

富山県新世紀産業機構(富山県富山市)
@ HOSPEX Japan、本郷展示会

展示会 写真
▲医療分野でもIoT関連機器の反応が良い

 富山県新世紀産業機構(富山県富山市)イノベーション推進センターには、『次世代自動車』『ロボット』『医療』の3部門がある。このうち医療部門が、富山県商工労働部から委託を受け、5年前から「HOSPEX Japan」に出展する。目的は医工連携のきっかけづくりだ。

 当初は、福祉関連製品や医療機器用の素材を出展したが、手応えがなかった。2018年、身体に装着する発汗計や、排泄データを利用したクラウド健康管理システムなどIoT機器を展示したところ反応が良く、2年続けて同じ企業が出展することになった。

 「富山は医薬品製造が盛ん。医薬品生産金額は、全国1~3位を保つが、医療機器分野は低迷気味でPRが必要」(田口彰一さん)

 「HOSPEX Japan」以外では、全国のものづくり企業と、東京・文京区の本郷地区にゆかりのある企業をつなぐ「本郷展示会」にも出展する。都内の医療機器メーカーや販売業者とつながることが狙いだ。また、医療機器開発に携わる関係者を全国から県民会館に招き、企業マッチングや、知財セミナーを定期的に開催する。

 「HOSPEX Japan」で成果を上げた企業はまだないが、出展のメリットはある。「都内の大規模展示会に出展した実績は、営業活動で大きな力になる」(田口さん)


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国際イベントニュース 編集部 坪田康佑国際イベントニュース フリー編集者・ライター 坪田康佑
20代後半から出版社に勤務。中小企業向けの経営情報誌「COMPANYTANK」元編集長を経て、40歳でフリーに。2017年から国際イベントニュース編集部にも参加。趣味は麻雀と競馬。学生時代は雀荘で働き、腕を磨いた。

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