海外貿易の玄関口を目指す小樽市【自治体の出展戦略】

 
  • 2020/1/22

小樽市産業港湾部(北海道小樽市)
@食品開発展、国際物流総合展

▲「新千歳空港が国内の玄関口なら、石狩湾新港地域は東南アジア、ロシア、欧州といった海外の玄関口」と語った清水由希さん(写真中)

 小樽市産業港湾部は地元に企業を誘致するため、2019年度は「食品開発展」と「国際物流総合展」に出展する。「食品開発展」に出展する際は、「札幌臨海小樽・石狩地域産業活性化協議会」の一員として臨む。北海道庁、小樽市、石狩市、石狩湾新港管理組合、石狩開発の5団体が中心となり11年に設立されたこの協議会では、札幌圏の産業拠点となる石狩湾新港地域をPRしている。「食品開発展」に出展するのはその一環で、今年で4回目の出展だ。

▲食品工場が並ぶ小樽エリアには、食品系企業を誘致したいと考えている

 石狩湾新港地域は札幌中心部から車で30分。東洋水産や花王、YKKなど約700社がこの地域に食品工場、製造工場、物流拠点などを構え、就労者数は1万5千人に及ぶ。韓国、中国、東南アジア、ロシア、欧州との貿易港としての発展も期待されている。「食品開発展」での誘致実績はないが、海外展開の窓口として興味を示す企業は少なくない。「数社と商談は進んでいる。工場建設となると、時間がかかるのはやむを得ない。小樽エリアには食品工場が並ぶので、食品系企業を誘致したい」(清水由希さん)

 企業誘致に力を入れるのは、人口減に歯止めがかからないからだ。観光都市として人気が高く、インバウンド観光客は増えているが、企業誘致には定住する人を増やしたいという狙いがある。地域活性化を狙いクルーズ船の誘致にも力を入れる。現在は大型船の着岸ができないため、それに対応すべく港を整備中だ。

この記事が掲載された、新聞紙面のPDFはコチラ(1頁100円で販売中)会議や資料にご利用ください。

おすすめ記事
人口4500人の町が全国にその名をアピール 雄武町商工会【自治体の出展戦略】

国際イベントニュース 編集部 坪田康佑国際イベントニュース フリー編集者・ライター 坪田康佑
20代後半から出版社に勤務。中小企業向けの経営情報誌「COMPANYTANK」元編集長を経て、40歳でフリーに。2017年から国際イベントニュース編集部にも参加。趣味は麻雀と競馬。学生時代は雀荘で働き、腕を磨いた。

関連記事

今後の展示会おさらい

  1. 2020-4-2

    不動産、民泊への関心高まる @資産運用EXPO

    展示会名:第3回 資産運用EXPO 会期:2020年1月23日(木)~25日(土) 会場:東京ビッ…
  2. 2020-3-31

    差別化商材探す個人店主 @ミートフードEXPO・焼肉ビジネスフェア

    展示会名:ミートフードEXPO・焼肉ビジネスフェア 2020 会期:2020年1月22日(水)・2…
  3. 2019-3-25

    海外バイヤー ニッチ食材にも注目 @ FOODEX JAPAN

    展示会名:FOODEX JAPAN(第44回 国際食品・飲料展) 会期:2019年3月5日(火)~…
  4. 2020-2-15

    半導体市場は停滞から反転の兆しあり @SEMICON Japan

    展示会名:第43回 SEMICON Japan 会期:2019年12月11日(水)~13日(金) …
  5. 2020-12-27

    感染予防対策にも求められる効率化 @CareTEX 大阪

    展示会名:第5回 CareTEX(ケアテックス)大阪 2020 会期:2020年11月18日(水)…
今後1~3カ月に開催予定の展示会を過去記事で紹介しています。
ページ上部へ戻る