韓国の医療用サポーターメーカーは日本市場で売れ行き難航 @東京インターナショナル・ギフト・ショー
- 2020/1/19
ネオメド(韓国)
@ 東京インターナショナル・ギフト・ショー、医療機器・設備EXPO

医療用サポーターメーカーのネオメド(韓国・釜山市)は5年前から欧米やアジアの展示会に出展する。日本の展示会にも2年前から「ギフト・ショー」や「医療機器・設備EXPO」に出展する。東南アジアやヨーロッパでは実績があり、年商の3割を海外で売り上げる。東南アジアが中心で、一部がヨーロッパだ。
日本での扱いは一部のECサイトにとどまっている。「日本ではデフレが続いており、商品を選ぶ基準が品質よりも値段という感じ」(イ・ジェファンさん)
来場者も、海外の展示会は購買部のトップが多い一方で、日本の展示会は係長や課長クラスが目立ち、取引につながりにくい。「日本のバイヤーは質問をしてこない」(イさん)。韓国の製造業も競合先として見るのはドイツ企業が多い。日本市場に魅力を感じる韓国企業は多いものの、新技術に対応できない日本企業に対する見方は厳しいようだ。
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20代後半から出版社に勤務。中小企業向けの経営情報誌「COMPANYTANK」元編集長を経て、40歳でフリーに。2017年から国際イベントニュース編集部にも参加。趣味は麻雀と競馬。学生時代は雀荘で働き、腕を磨いた。