IoT技術に農畜産業従事者の関心集まる[口コミ]@農業Week 前編

  • 2020/1/11
展示会名:第9回 農業Week 2019
会期:2019年10月9日(水)~11日(金)
会場:幕張メッセ3~6
主催:リード エグジビション ジャパン
出展者数:680社
同時開催展:国際ガーデンEXPO、国際道工具・作業用品EXPO

 日本最大級となる農業・畜産の総合展。「国際農業資材EXPO」「国際次世代農業EXPO」「国際6次産業化EXPO」「国際畜産資材EXPO」の4展で構成される。深刻な人手不足、後継者不足を背景に、栽培環境や家畜をモニタリングするシステムなど、IoT技術や通信技術を使った業務支援サービスに農畜産業従事者の関心が集まった。葉野菜などの工場生産による農業に新規参入する企業が増え、栽培システムの展示も目立った。


JA、一般農家、機械メーカーが来場

シブヤ精機(浜松市)

 3回目の出展。JA(農業協同組合)へ選別機を導入している。生産農家が農作物をJAに運び、そこで選別してパッケージをするもので、顧客の課題である人手不足を解決するためのもの。JA関係者のほか、一般農家や機械メーカーの関係者も来場した。


1日150人と名刺交換

東光鉄工(秋田県大舘市)

 農薬散布用のドローンを製造する。今回が初出展。農業法人関係者や個人農家、地方自治体の担当者などが来場した。

 農家の高齢化に伴い、農業用ドローンは需要が伸びている。土層改良や用排水路の整備によって農地が広がり、農薬散布が大変な作業になっているからだ。3年ほど前から若い世代を中心に使われはじめ、次第に年配層にも注目されるようになった。最近では50~60代の購入者も増えている。1日150~200人ほどと名刺交換ができた。


新規参入を考える異業種企業目立つ

昭和電工(東京都港区)

 5回目の出展となる今回は、植物工場のユニットを展示。安全で通年供給が可能な植物工場で用いられる光は、蛍光灯からはじまって白色LEDになり、現在我が社では赤青LEDを用いている。赤と青LEDを交互に照射して育て、植物の光合成を最適化し、狙った品質と収穫サイズに早く到達できるものだ。白色LEDに比べて育つ速度が5~20%ほど早まるとされ、低コスト栽培につながる。育てているのは主にレタスや小松菜など葉野菜だ。来場したのは農業関係者よりも農業への新規参入を考えている不動産、インフラ土木、モノづくり系メーカーなど異業種企業が多い。1日100人ほどと名刺交換ができた。鉄道関連の企業からの問い合わせがあったのは意外だった。自社の不動産を活用して、農業を新しい事業の柱にすることを考えているようだ。

 植物工場で生産された葉野菜は大手スーパーでも流通している。洗浄が不要、雑菌がないという点が評価されている。地域の要望ともマッチしているのだろう。


部長クラス以上の来場が多い

高儀(新潟県三条市)

 8回目の出展。新商品のPRが目的だ。家庭用工具、DIY用品、ガーデニング用品などの企画・製造・販売を行う。来場者はホームセンターのバイヤーがメイン。普段は商談できない部長クラス以上の来場が多く、集中的に商談できる。苗植え穴掘り機が注目され、東南アジア系の人がその場で購入してくれた。植物の研究所からもいい反応をもらえた。


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