IT、エレクトロニクスを越えた先端技術集まる【主催者に聞く】(一社)電子情報技術産業協会

 
  • 2020/1/17

(一社)電子情報技術産業協会
@ CEATEC(シーテック)

展示会名:CEATEC(シーテック)
会期:2019年10月15日(火)~18日(金)
会場:幕張メッセ

 20回目となる「CEATEC」の開催テーマは「つながる社会、共創する未来」。ITやエレクトロニクス、工作機械、建設、住宅、エネルギーなど、さまざまな業界の企業が先端技術やサービスをPRした。各業界との共創が、展示会のテーマだ。

ANA、DeNA、三菱地所 異業種大手も出展

 元々「CEATEC」は「エレクトロニクスショー」(1964年~)と「COM JAPAN」(97年~)という2つの展示会が2000年に統合し、映像・通信・音響の展示会として始まった。さらにさかのぼれば、「COM JAPAN」は電子の「データショウ」(1973年~)、通信の「コミュニケーション東京」(82年)、パソコンの「JPSAコンベンション」(94年~)という3つの展示会からなる。

(一社)電子情報技術産業協会(東京都千代田区)吉田 俊さん

 当初はデジタル家電見本市と銘打ち、テレビやパソコンが並んでいた。製品だけでなく部品メーカーやサービスを提供する企業の出展が増えた。複合的な展示会になったことから、脱家電見本市を旗印に、最先端ITエレクトロニクス展へと進化した。開催日程を火~土曜から火~金曜に変更して、ビジネス向けに方向性を変え、開催テーマを「つながる社会、共創する未来」に変えた。「家電業界の変化とともに、展示会も変化した。商談会というよりも数年先を見据えたビジネスパートナーを見つける場。会社の世界観を打ち出すため、ブースデザインにお金をかける企業も多い」(吉田俊さん)

 以前は家電業界の出展が中心だったが『Society 5.0』をテーマとした一角には、ANAホールディングス、ディー・エヌ・エー、バンダイ、三菱地所、LIXIL、大日本印刷など異業種の出展が相次ぎ、ファナック、アマダなど大手工作機械メーカー、一時期出展を取りやめていたSONY、日立製作所も戻ってくるなど、展示会として勢いを取り戻しつつある。

 学生の来場も多い。以前は工業系や電子系の学生の来場が多かったが、2016年に趣旨を変更してからは幅広い層の学生が集まる。東京医科歯科大学の1年生は、授業の一環として訪れる。テクノロジーに詳しい必要があるという教授の考えから、先端技術や未来の社会を学びに来場する。「テクノロジーが生まれて社会に実装されるまで6~7年といわれており、ちょうど医学部の学生が医者になったときに訪れる未来に触れられる場として評価していただいている」(吉田さん)

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国際イベントニュース 編集部 坪田康佑国際イベントニュース フリー編集者・ライター 坪田康佑
20代後半から出版社に勤務。中小企業向けの経営情報誌「COMPANYTANK」元編集長を経て、40歳でフリーに。2017年から国際イベントニュース編集部にも参加。趣味は麻雀と競馬。学生時代は雀荘で働き、腕を磨いた。

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