出雲大社にあやかり地域産業アピール 出雲市経済環境部【自治体の出展戦略】#21

 
  • 2020/1/2

出雲市経済環境部(島根県出雲市)
@国際福祉機器展

国際福祉機器展の会場写真
▲看護師の声を聞き開発した手ぶらで使えるLEDライトを展示した

 出雲市経済環境部(島根県出雲市)は、出雲市、島根大学医学部、地元企業のDoライト(島根県出雲市)の産学官連携で開発したハンズフリーLEDライトをPRしている。看護師の要望を聞き開発した商品で、耳にかけ両手を使える状態で看護できるのが特徴だ。医療、介護現場での使用も広まりつつある。この商品開発をきっかけに、地元の福祉機器メーカーも同時に出展するようになった。

 「国際福祉機器展」には2016年初出展し、今年は4回目の出展だった。出展企業4社の費用は全て出雲市が負担する。地域の産業を盛り上げるため、他の地域に比べて多めに予算をとっている。

 出展をきっかけに関東の企業との取引が始まった。「出雲市は、出雲大社の知名度だけが突出する。大社の知名度にあやかり、出雲市が代表してブースを構えている」(金築利博さん)

 医工連携推進の歴史は古い。島根大学医学部に附属の大学病院があり、連携しやすい環境が整っている。昨年、夕日の美しさが「日が沈む聖地出雲」として文化庁認定の日本遺産に選出され、観光産業も順調だ。一方で、島根県では人口減少に歯止めがかからない。出雲市は県内で唯一、人口を横ばいで保っているが、他の市は減少が続く。出雲市が率先して地域を盛り上げたいが、展示会出展費用の確保も簡単ではない。


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国際イベントニュース 編集部 坪田康佑国際イベントニュース フリー編集者・ライター 坪田康佑
20代後半から出版社に勤務。中小企業向けの経営情報誌「COMPANYTANK」元編集長を経て、40歳でフリーに。2017年から国際イベントニュース編集部にも参加。趣味は麻雀と競馬。学生時代は雀荘で働き、腕を磨いた。

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