備蓄用食品探す親の姿も @みんなのアレルギーEXPO

 
  • 2019/12/27
展示会名:第5回 みんなのアレルギーEXPO
会期:2019年10月29日(火)・30日(水)
会場:京王プラザホテル
主催:(一社)日本環境保健機構
出展者数:102社
出展者層:アレルギー対策関連企業・団体
来場者層:アレルギー、一般、NPO
同時開催:災害時の住環境・生活環境EXPO

 環境由来のアレルギー対策に関する展示会「みんなのアレルギーEXPO」には、食物アレルギーの子どもを持つ母親を中心に、日常生活での対策を必要とする一般来場者が集まった。アレルギーに対応するだけでなく、食品であればおいしさ、日用品では使いやすさなど、一般商品と変わらない品質が求められた。

みんなのアレルギーEXPO
▲アナフィラキシーショックを起こしたときに、自ら処置する注射薬を入れておくポーチを販売したAmaneiro(千葉県船橋市)

 小学生の子どもが食物アレルギーだという女性来場者は、米粉パンと備蓄用のおこわを購入したという。「台風が続き防災用品について意識するようになった。避難先で配られるものには、食べられないものも多く、アレルギー対応の備蓄品の必要性を感じていた」と話した。

 動物性原料を使わない食品を試食用に配ったマリンフード(大阪府豊中市)には、2日間で300人が訪れた。米粉、ひよこ豆を主原料にしたホットケーキが好評で、完売した商品もあった。「親はおいしい物を食べさせたいと思っている」(中山英典さん)

 子どもが親と離れている時に、周囲に対してアレルギーに関する情報を伝えるブレスレットやステッカーを展示したのはencourage(名古屋市)だ。「メディカルIDを記載したブレスレットやステッカーを身に着けていれば、緊急時に正確なアレルギー情報を周りに伝えることができる」と話した同社の日比野友香子さんの子どもは、重度の食物アレルギーを持ちながらも海外留学を経験したという。ブースには外国人人材を派遣する企業の担当者も訪れ、「作業現場で、ヘルメットにステッカーを貼りたい」と話した。

 急性アレルギー反応の一つで呼吸困難などを発症するアナフィラキシーショックを起こしたときに、自ら処置する注射薬をしまうポーチを販売したのはAmaneiro(千葉県船橋市)だ。エピペンと呼ばれる注射薬は常に携帯しなければならないが、管理方法が難しく、持ち歩くことに抵抗を感じる人も多いという。「必要なときに、必ず出せることが重要。ファスナーが壊れて出せないと、命に関わるため、出し口をもう一つ作った。来場者の共感を得られた」(高橋智子社長)

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国際イベントニュース 編集長 東島淳一郎国際イベントニュース編集長 東島淳一郎

2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。

吉葉昭子吉葉 昭子
東京都八王子市在住。ネット黎明期のメディア制作会社などを経て、フリーライターに。オーガニック業界誌、地域情報媒体、旅行ガイドブックなどで執筆。企業SNS投稿代行も行っている。趣味は和太鼓。

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