地域食品に特化【主催者に聞く】地方銀行フードセレクション実行委員会
- 2019/12/18
地方銀行フードセレクション実行委員会
地方銀行フードセレクション
2019年9月19日(木)・20日(日)@東京ビッグサイト 南1~4

食品バイヤーも多数来場する地方銀行フードセレクション
14回目となる今回は55の地方銀行が集めた1031社が出展した。1000社を突破したのは初めてだ。出展企業の大半が装飾なしの1小間で出展し、地銀の社員が出展者と一緒になって地元の商品をPRするのが特徴だ。
当初は地方銀行が地元企業の出展を募っていたが、最近は商工会や自治体との連携が増えた。今年は約400社が商工会や自治体のサポートを受けて出展した。この数字は昨年よりも100社多い。九州地区に勢いがあり、約4分の1が九州の企業だった。

銀行の後押しによって初出展する企業が多く、他の大型展示会と出展者が異なることから、百貨店、スーパー、外食チェーンなどの食品担当バイヤーの注目度も高い。地銀社員がPR活動を支援するためPRのレベルが上がってきている。試食に力を入れるなど、どうすれば品物の魅力をバイヤーに伝えられるかを皆が考えており、展示会の質が年々上がっている。「当初は、テーブルに食材を並べるだけのブースも多かった。地方銀行の社員がPRに注力するようになり、試食やキャンペーンスタッフの営業活動が強化され、販促のレベルが上がった」(奥村友哉さん)
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