きっかけは「和食」の文化遺産登録 角長【海外展示会挑戦記】

  • 2019/12/31

角長(和歌山県有田郡)
@SIAL Paris(仏)、Food Expo(香港)

▲創業当時から変わらない手作り製法で、保存料や化学調味料を一切使っていない

ブランド醤油を欧州に展開

 1841年創業の醤油(しょうゆ)メーカー、角長(和歌山県有田郡)は、2011年に「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことをきっかけに海外展示会への参加を始めた。パリで開催される総合食品見本市「SIAL Paris」、香港の「Food Expo」に継続して出展し、台湾、シンガポール、マレーシアなどの食品関連の展示会では、和歌山県パビリオンで出展した。現在は年商2億円のうち3~5%を海外で売り上げる。

販売エリアはフランス、ドイツ、スイスが中心で、現地のスーパーや百貨店に商品が並ぶ。消費者や、地元のシェフが隠し味として醤油を使うことが増えている。欧州では、大量生産される大手メーカーの醤油が出回っていたが、良い製品を求める人が増え3年目頃から地元の小売業者や商社から声が掛かるようになり、取引が始まった。アジアはまだ高級商材の市場は小さく、「販路開拓に苦労している」(加納恒儀さん)

海外市場では、現地での販売価格に苦労している。欧州では、卸値の約3倍が小売価格の相場となっているという。


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国際イベントニュース 編集部 坪田康佑国際イベントニュース フリー編集者・ライター 坪田康佑
20代後半から出版社に勤務。中小企業向けの経営情報誌「COMPANYTANK」元編集長を経て、40歳でフリーに。2017年から国際イベントニュース編集部にも参加。趣味は麻雀と競馬。学生時代は雀荘で働き、腕を磨いた。

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