海外企業との出会い7割強が展示会 青芳【海外展示会挑戦記】

 
  • 2019/11/25

青芳(新潟県燕市)
@アンビエンテ(独)、メゾン・エ・オブジェ(仏)、NY NOW(米)、シカゴ国際レストラン外食産業展(米)

▲「海外の展示会にはさまざまな国のバイヤーが集う。日本の展示会は国内市場がメイン」(青柳修次社長)

 キッチン雑貨メーカーの青芳(新潟県燕市)は、2009年にオリジナルブランドを始めてから海外展示会への出展を始めた。現在も継続して出展するのは、ドイツの「アンビエンテ」、パリの「メゾン・エ・オブジェ」、アメリカの「NY NOW」「シカゴ国際レストラン外食産業展」で、年商7億円のうち5%を海外で売り上げる。欧米、中東、オセアニア、東南アジアで、同じくらいの比率で売れている。

▲「欧米の展示会で中国人バイヤーとつながる方がスムーズにいく」と話す青柳修次社長

 ウェブの問い合わせが増えており、取引のある海外企業と出会った経緯は展示会が75%、インターネット25%。国内の展示会も出展するが、キッチン雑貨に関しては海外バイヤーとつながりにくい状況だ。

 海外企業との取引では、物流が課題になりやすい。そのため直取引せず、代理店を介している。「海外のバイヤーが最も意識するのは輸送費の問題。輸出入のどちらも手掛けているので、そのことを肌で感じる」(青柳修次社長)

 使い古したようなエイジング加工が施された食器、シルバー類は海外メーカーとの差別化を図るために製造したものだ。流行を取り入れ、大手飲食チェーンで導入された実績もある。

 「日本でのコンペ受賞実績は、海外では効果がない。各国の市場や文化、流行を理解せずに出て、反応の薄さから海外展開を諦る中小企業が多い。それぞれの市場をリサーチし、海外展示会に出るしかないと感じている。同じ商品でも、市場の変化やタイミングにより注目されるものが変わる」(青柳社長)


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国際イベントニュース 編集部 坪田康佑国際イベントニュース フリー編集者・ライター 坪田康佑
20代後半から出版社に勤務。中小企業向けの経営情報誌「COMPANYTANK」元編集長を経て、40歳でフリーに。2017年から国際イベントニュース編集部にも参加。趣味は麻雀と競馬。学生時代は雀荘で働き、腕を磨いた。

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