米国のラーメン文化はアジア系以外にも拡大 @RAMEN EXPO USA

  • 2019/12/18
展示会名:RAMEN EXPO USA(ラーメンエキスポ)
会期:2019年10月6日(日)・7日(月)
会場:Donald E. Stephens Convention Center(米・シカゴ)
主催:アクロスリバー
出展者数・小間数:46社・70小間
出展者層:ラーメンFC本部、食材、食品製造機械、食器メーカー
来場者層:外食事業者、投資家
同時開催:IZAKAYA EXPO USA

 アメリカの外食産業向けにラーメンに関わる商材を展示した「RAMEN EXPO USA」には、麺文化が根付いたアジア系アメリカ人が来場した。出展したのは日本のラーメンチェーンの他に、製麺機、スープ、鰹節メーカーなど、食材や調理機器の製造会社だ。アメリカでは業績が好調なラーメン店が増え、複数店舗を展開するオーナーが現れている。また、製麺工場の新設を検討する外食事業者といった、前回まではほとんど見られなかった来場者の姿も見られた。

製麺工場の開設を検討する投資家も

 麺やスープなどラーメン用の材料メーカー、宝産業(京都市)のブースには、シカゴ周辺のアジア系アメリカ人に加え、海外からの来場者も訪れた。ラーメン店、和食店のオーナーや、外食事業とは異なる会社を経営しながら、新規事業としてラーメン店経営を企画する経営者や投資家もいた。魚介系の鶏白湯スープを使ったラーメンを2日間で1000杯を提供したところ、来場者の反応は良く、6件の商談につながった。「豚骨白湯はないのかという問い合わせもあった」(井上光昌社長)

 鰹節メーカーの福島鰹(京都市)にもラーメン店のオーナーが訪れた。アメリカのラーメン業界においても鰹節の存在や用途は知られており、珍しがられることはなかった。日本で人気の魚介系ラーメンはアメリカでも増えているという。

 製麺機メーカーのさぬき麺機(香川県三豊市)にも、アメリカでラーメン店や居酒屋を経営する飲食店経営者が集まった。売上が好調なラーメン店オーナーが2店舗目、3店舗目を展開しようと購入を検討していたという。日本では自分で製麺するために機械を購入する店主が多いが、アメリカでは従業員に使わせるために購入する人が多い。全ての工程を自動化したいという相談も持ち込まれた。「日本のようなモノづくりへのこだわりはなく、人件費の高騰に対応するためスイッチ1つで、高品質な商品を安定供給できる道具が求められている」(担当者)


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 製麺工場やスーパーマーケットにラーメン店の併設を計画する飲食事業経営者も来場した。前回までほぼ見られなかったこれらの来場者は、白人層が中心で、アメリカにおけるラーメン市場の拡大に商機を見いだし、大型の投資を準備していた。

 「RAMEN EXPO USA」は今回が3回目の開催だ。毎回、開催地を変えており、シカゴでの開催も今回が初めてだった。また、今回から「IZAKAYA EXPO USA」の同時開催を始めた。主催のアクロスリバー(東京都練馬区)の越川正健社長は「居酒屋という形態の飲食店は海外にはなく、日本を訪れるインバウンド観光客の間でも人気。居酒屋の文化を全米に広げるきっかけにしたい」と話した。


来場者の購買意欲が高い 江部松商事(新潟県燕市)

▲金色や赤などの器の人気が高かった

 2回目の出展。厨房機器や飲食店向けの商材を販売する。日本製の商品ばかりを展示した。ラーメン用の丼ぶりを展示したが、アメリカでは陶器製の器が割れやすいために嫌がられ、プラスチック製が求められた。金色や赤など、日本とは異なる色柄の人気が高かった。

 1日100人ほど、ラーメン店や居酒屋店オーナーが多く訪問した。ブース来場者は昨年よりも増えた。日曜はディストリビューター、月曜はレストランオーナーの来場が多かった。日本製の商品に対する評価は高く、日本の展示会よりも来場者の購買意欲が高いと感じた。


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