欧米市場に比べ苦戦を予感した中国企業 @通信・放送Week
- 2019/11/24
三石园科技(中国・上海)
@ 通信・放送Week

光ケーブル通信に使用する光サーキュレーターでの日本市場の開拓を目指す三石园科技(中国・上海)は、「通信・放送Week」が初の日本の展示会出展だった。世界で最も小さい製品で、会場でも注目を集めた。日本の測定器メーカーへの販売を狙う。
年商は4億円で、4分の一を海外で売り上げ、その大半は欧米だ。欧州最大の光通信専門展「ECOC Exhibition」や北米での光通信の展示会「OFC」にも出展し、成果を上げてきたことが今回の出展を後押しした。
だが、日本市場では苦戦を強いられている。「英語を話せない人が多く、コミュニケーションが難しいため、代理店を通したがり、割高になる。日本人は欧米に比べ、新しいものに慎重なので、長いスパンで考える必要があると思っている」(Dennis Maさん)
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20代後半から出版社に勤務。中小企業向けの経営情報誌「COMPANYTANK」元編集長を経て、40歳でフリーに。2017年から国際イベントニュース編集部にも参加。趣味は麻雀と競馬。学生時代は雀荘で働き、腕を磨いた。