日本企業の出展相次ぐ 2年に1度開催の マレーシアの食品見本市【海外を狙う】 @Food&Hotel Malasia

  • 2019/11/26
展示会名:第15回 Food Hotel Malaysia(FHM)
会期:2019年9月24日(火)~27日(金)
会場:KLCC(Kuala Lumpur Convention Centre)
主催:UBM
出展者数:1500社
来場者層:一般消費者 、レストラン経営者、フード関連機器サプライヤー、貿易会社、ディストリビューター
出展者層:食品、製菓機器、包装機器、デリ、キッチン用品

 クアラルンプールで開催された食品と宿 泊・観光業向けのサービスを集めた展示会 「Food&Hotel Malaysi」には、一般来場する中華系住民の富裕 層や、ホテルのバイヤーに向けた高級食材 の展示が並んだ。日本の出展企業や自治体 によるパビリオンブースでは、訪日経験の ある中間層を狙うなど、ASEAN諸国で の販路拡大に意欲的だった。

新潟はパビリオンブースで

 高野酒造(新潟市)は、新潟県内の4つの蔵元を集めた(公財)にいがた産業創造機構のブースに出展した。マレーシアやシンガポールの輸入業者や日本食を出すレストランのマネージャーなどが訪れ、4日間で30件ほどの商談を行った。甘口の「越乃冬雪花(こしのとうせつか) 純米吟醸」に人気が集まった。

「シンガポールで日本食レストランは定着しているので、マレーシアでもいけると思った。予想通りだ」(高野英之代表)

弥彦酒造(新潟県西蒲原郡)にも、現地のレストランオーナーや輸入業者が訪れ、ドイツから来た日本食レストランのマネージャーと会場で契約がまとまった。「まだ手付かずの状態にある、マレーシア、ベトナム、ミャンマー、ラオスなどにも販路を広げたい」と話した大井源一郎専務は、前週にベトナムの展示会にも出展したという。

海外メーカーのわさびや和牛も

 日本の食材を製造する海外メーカーの出展も多かった。わさび調味料を製造するVenturetec Marketing(タイ)のブースでは、液体のわさびソースが人気だった。「練りわさびが使いづらいという声から開発した商品だ。「西洋料理や中華料理のシェフにも興味を持ってもらえた」(Sunun Chaiprasitpolさん)

 食品の輸入会社、Caldbeck Macgregor(マレーシア)には、ハラルに対応したオーストラリア産和牛の高級部位を求める人が集まった。日本の和牛よりも手頃な値段が注目され、ステーキや高級部位に人気が集まった。マレーシア国内のウェスタン料理などとの契約が決まり、フィリピンやモルディブからも輸入代理店がブースに訪れた。

 シンガポールの容器メーカー、MS Ventureには、冷凍庫や電子レンジに対応する使い捨て容器に注目が集まった。外食文化が強い東南アジアでは、汁物も持ち帰る人が多い。「前回は汁漏れを防ぐだけの容器が人気だったが、家に帰ってから再加熱や冷凍する消費者が増えたようで、レストラン、フードコートのオーナーが耐久性の高い容器を探していた」(Car ine Tayさん)


甘いものほど人気

養命酒製造(東京都渋谷区)海外事業部 友野航平さん

 2018年からリキュールやジンをマレーシアで販売しており、今回が初出展だった。現地のリゾートホテルのマネージャーや副社長などが訪れた。リキュールは若い女性に好評だった。日本ではソーダなどで割って飲むリキュールの原液をロックで飲む人もいて、甘味に関して日本との違いを感じた。


一般消費者が多い

柏崎青果(青森県上北郡) 柏崎 進一代表

 青森産のやまいも、にんにく、フリーズドライ野菜の販路拡大を目指し2回目の出展。マレーシア、シンガポール、インド、アメリカからバイヤーが来場したが、一般消費者が多く、卸売業者や流通業者の訪問が少なかった。オリジナル商品の「おいらせ黒にんにく」がワインを好む中華系富裕層に好評だった。


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国際イベントニュース 編集長 東島淳一郎国際イベントニュース編集長 東島淳一郎 2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。

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