マダイの国内水揚げ量 5割強を占める 愛媛県漁政課【自治体の出展戦略】

 
  • 2019/11/23

愛媛県 漁政課
@ジャパン・インターナショナル・シーフードショー、Vietnam Foodexpo(ベトナム)、TRA Marketplace(米・ヒューストン)

▲愛媛県の水揚げ量は国内3位だ

みかんだけじゃない水産県

 愛媛県の水揚げ量は北海道、長崎県に次ぎ国内3位で売上高は約600億円に上る。その半分を占めるのがマダイで、日本のマダイ水揚げ量の5割強が愛媛県産だ。次いでブリ(カンパチ含む)が180億円で、この2種が圧倒的に多い。愛媛というと、みかんのイメージが強いが、水産物も豊富で、愛媛県漁政課は水産品をPRするため、2013年より国内外の展示会に出展するようになった。

「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」には継続して出展し、今年は県下の18社が参加した。海外の展示会は地元企業の要望を考慮して毎年変更する。18年はベトナムの「Vietnam Foodexpo」と米国・ヒューストンの「TRA Marketplace」に出展した。それ以前はシンガポール、マレーシア、中東の展示会にも出展した。

▲「スーパーや百貨店などでマグロの解体ショーも行う」と話す 千葉眞佐光さん

取引が活発だったのは北米で、マダイとブリの人気が高かった。試食ではワサビソースで仕上げたブリのサイコロステーキの受けがよく、現地の日本食レストランと取引が始まり、ステーキハウスでも取り扱いが検討されている。

「愛媛県として出展する前は、水産企業が個々に出展していた。県でブースを構えてから、役所、地元大学、漁協、漁連、生産者らが集まり、水産分野における連携が生まれた」(千葉眞佐光さん)

展示会以外にも全国の商業施設やスーパー、百貨店で愛媛県フェアを企画するなどPR活動に努めている。


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国際イベントニュース 編集部 坪田康佑国際イベントニュース フリー編集者・ライター 坪田康佑 20代後半から出版社に勤務。中小企業向けの経営情報誌「COMPANYTANK」元編集長を経て、40歳でフリーに。2017年から国際イベントニュース編集部にも参加。趣味は麻雀と競馬。学生時代は雀荘で働き、腕を磨いた。

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