蓄電池や非常発電設備への関心大 @危機管理産業展

 
  • 2019/11/22
展示会名:危機管理産業展 RISCON(リスコン)TOKYO
会期:2019年10月2日(水)~4日(金)
会場:東京ビックサイト 青海展示棟
主催:東京ビックサイト
出展者数:298社
出展者層:防災・減災関係のソリューション、セキュリティ対策、事業リスク対策
来場者層:警察、消防、自衛隊、インフラ・施設、民間企業、病院・学校
同時開催:テロ特殊装備展、PPE・労働安全フェア、気象ビジネスサミット、サイバーセキュリティーワールド

町内会や自治会も自ら災害対策

 事業活動のリスクに対応する製品やサービスを集めた「危機管理産業展」には、自然災害対策を急ぐ国や自治体、企業などの防災担当者が集まった。大規模災害が続く中、市民の防災意識も高まり、町内会・自治会・マンション管理会社などの来場者も目立った。

▲スマートフォンの充電に使える蓄電池を展示したシーンズ(東京都港区)には、自治会や個人での来場者も多かった

 硬質ウレタンボートを製造する浜口ウレタン(浜松市)では、車に収納でき、大人2人で持ち運ぶことができる小さな商品が関心を集めた。「消防団にとって、従来のボートは大きくて高額だった。防災倉庫に置ける大きさのものを導入したいという話があった」(藤原大輔さん)

 LPガスから都市ガスや電気を作るシステムを展示したI・T・O(大阪府東大阪市)には、中央官庁や病院で非常時のライフライン復旧システムを探す人が集まった。緊急用蓄電池を探す人も訪れた。「台風被害を背景に、災害に強くて劣化しないLPガスの需要が上がっている」(松原巧己さん)

 ナチュラルプロモーション(東京都台東区)は、放射性物質に対応した防災型空気清浄機を展示し、原発がある地域の町内会や自治会担当者の注目を集めた。行政の動きが遅いため、助成金で購入する機器を自ら探しに来ていた。「政府や自治体頼みでは限界がある。地域により災害リスクも異なる。個別のリスクマネジメントが必要だ」(田面徹さん)

 スマホの充電に使えるポータブル蓄電池を製造するシーンズ(東京都港区)にも、個人や地域で自衛対策機器を探す自治会やマンション管理会社が訪れた。自治体の災害対策の担当者も訪れたが、購入まで時間がかかることに加え、具体的に必要なものを理解していない人が多かったという。「千葉の災害で自治体に貸し出しを申し出たが、受け入れ態勢がないと断られた。今後災害対策は自衛に向かうだろう」(太田順一さん)


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国際イベントニュース 編集長 東島淳一郎国際イベントニュース編集長 東島淳一郎

2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。

吉葉昭子吉葉 昭子
東京都八王子市在住。ネット黎明期のメディア制作会社などを経て、フリーライターに。オーガニック業界誌、地域情報媒体、旅行ガイドブックなどで執筆。企業SNS投稿代行も行っている。趣味は和太鼓。

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