出展企業は初の1000社超え @地方銀行フードセレクション

 
  • 2019/10/18
展示会名:地方銀行フードセレクション2019
会期:2019年9月19日(木)・20日(金)
会場:東京ビッグサイト 南1~4
主催:地方銀行フードセレクション実行委員会(地方銀行55行、リッキービジネスソリューション)
出展者数:1031社
出展者層:主催銀行と取引がある生産者、食品メーカー、食品商社、卸
来場者層:百貨店、卸業、商社、ホテル、外食チェーン、小売業

 食品企業や生産者とバイヤーをつなぐ展示会「地方銀行フードセレクション」の出展者が、初めて1000社を突破した。特に九州の企業の出展が多く、出展者数の4分の1を占めた。

食品生産者が出展 健康志向はさらに顕著に

▲エヌケーフーズ(佐賀県鹿島市)では、加工肉に関心を示す人が多かった

 食品市場では健康志向が強まっている。缶詰メーカーの福井缶詰(福井県小浜市)によると、特に人気が高いのがサバの缶詰だという。栄養価の高さと、テレビで健康や美容に対する効果の高さが取り上げられたことがきっかけとなった。同社は一つ500円ほどの高価格帯のサバ缶を扱うが、「ギフトなどで人気」(大場立春さん)だ。食品のみならず雑貨店のバイヤーも缶詰に関心を示したという。

 ECサイト運営のビッグワン(鳥取県西伯郡)のブースでは、体に良い影響をもたらすDHAが豊富なまぐろを使った「まぐろラーメン」が注目を集めた。地元のラーメン店がメニュー化して好評だったものを製品化したものだ。本マグロから出汁をとった、さっぱりしたスープが女性に人気だ。稲田清人さんは「健康志向と生産者の顔が見える製品、そして地域の特色が伝わる製品は人気が高まる」と分析する。

 食の世界でも「インスタ映え」が重視される時代だ。しらす加工の一水産(和歌山県御坊市)では釜揚げしらすが人気だという。「どんなメニューにも使えて、見栄えもよくなるので、手軽にインスタ映えするメニューが作れる」(坂口雄介代表)というのが理由だ。飲食店の他、ネット通販のバイヤーもブースに足を運んだ。

 世界的な食品市場の変化を反映した人気商品もある。食肉加工のエヌケーフーズ(佐賀県鹿島市)によると、加工肉の需要が高まっているという。加工肉は食中毒の問題などネガティブなイメージがあったが、近年は中国の需要拡大により国際的に豚肉の価格が上昇し、代わって安価な加工肉の利用を検討する顧客が増えている。精肉店が仕入れない年老いて肉が硬い牛を安く仕入れ、牛脂などと混ぜて加工した商品が人気だという。


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国際イベントニュース 編集長 東島淳一郎国際イベントニュース編集長 東島淳一郎

2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。

国際イベントニュース 編集部 坪田康佑国際イベントニュース フリー編集者・ライター 坪田康佑
20代後半から出版社に勤務。中小企業向けの経営情報誌「COMPANYTANK」元編集長を経て、40歳でフリーに。2017年から国際イベントニュース編集部にも参加。趣味は麻雀と競馬。学生時代は雀荘で働き、腕を磨いた。

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