海外ユーザーは機械を自分で修理する トリプルエーマシン【海外展示会挑戦記】

 
  • 2019/2/25

トリプルエーマシン(東京都港区)
@POWDER & BULK SOLIDS(米・シカゴ)

▲「高い技術をアメリカの大手メーカーに売り込みたい」(石戸克典社長)

工具と部品セットにして販売

 技術商社のトリプルエーマシン(東京都港区)、石戸克典社長は、「海外では、顧客が自力で修理できるような要素を付け加えることが重要」と話す。日本では故障すると修理をメーカーに依頼するが、海外では自力で解決しようとする人が圧倒的に多い。担当者を呼ぶと高い費用がかかることを知っているからだ。日本と別のデザインで設計するとコストがかかるため、メンテナンスに必要な工具や部品を一緒に販売して対応する。その結果、海外でも売れるようになった。

 売り上げの半分は海外だが、海外売り上げの9割をアメリカが占める。国土は広いが商習慣と言語が同じなのでやりやすいからだ。一方、欧州は国ごとに文化や言語が異なり、少人数体制での対応には限界がある。そのため、現在は進出を控えている。

 2年に一度シカゴで開かれる米国のパウダーショー「Powder & Bulk Solids」に、共同出展社を募り6回連続で出展している。展示するのは日本の粉砕機や原料処理機、混合器、分級機、ふるいといった各種粉体機器。毎回、粉体機器メーカーを8~10社ほど募り、ブランディングまでサポートする。来場者はインクやトナー、小麦粉、コーンスターチ、プラスチックなど多岐にわたる関連事業者だ。3Dプリンタの普及を背景に、最近ではニッケルやはんだ粉など金属粉も増えている。

 「粉体技術、特に微粉の技術は日本が最も高いが、アメリカの大手メーカーでも日本より質の悪い粉体機器を使っている。アメリカでPRしたい」(石戸克典社長)


おすすめの記事
厳格化する測定基準への対応、急務 @粉体工業展大阪

国際イベントニュース 編集部 坪田康佑国際イベントニュース フリー編集者・ライター 坪田康佑
20代後半から出版社に勤務。中小企業向けの経営情報誌「COMPANYTANK」元編集長を経て、40歳でフリーに。2017年から国際イベントニュース編集部にも参加。趣味は麻雀と競馬。学生時代は雀荘で働き、腕を磨いた。

関連記事

新聞からの移行プラン
国内外の展示会を取材する
展示会専門紙
国際イベントニュースとは
私たちが展示会に注目する理由とは...。国際イベントニュースが取材する情報をご紹介します。

今回どうだった?
出展者に聞いた展示会の口コミ
人が集まるブース特集
記者の目にとまった人が集まるブースを紹介
自治体の出展戦略
自治体が出展!その目的は?
海外展示会挑戦記
海外展示会に挑戦する企業に聞いた
海外展示会レポ
現地記者が海外展示会を取材。海外トレンドをお届けします
イベント人物図鑑
展示会で出会える人を紹介します
国内展示場小間数ランキング

ブース・人材・運営・サポート企業

医療インバウンド
ページ上部へ戻る