ユーザーの高齢化が顕著になったバイクの展示会 @東京モーターサイクルショー

 
  • 2019/4/10
展示会名:東京モーターサイクルショー
会期:2019年3月22日(金)~24日(日)
会場:東京ビッグサイト 西1~3・アトリウム・西屋上展示場
主催:東京モーターサイクルショー協会
出展者数:153社
来場者数:14万9524人

質の高いパーツ展示 ガレージ付き賃貸の提案も

▲シニア層の来場者が目立った

 ブランドバイク、パーツショップ、アクセサリー販売会社が集まるバイクイベント「東京モーターサイクルショー」は、過去最多の来場者数となる一方で、ユーザーの高齢化を懸念する声が多かった。

 「来場者の年齢層は高い。もっと若年層に来場してほしい、というのが本音だ」と話したのは、バッテリー、ブレーキ、カスタムパーツを販売するワイビーエー(千葉県佐倉市)の吉田宇課長だ。4回目の出展で、以前は安価な商品を展示していたが、昨年から質を優先した商品が売れているという。「ひと昔前はバイクのカスタムがはやったが、今は減った。ツーリングのしやすさや利便性など機能面が求められる。若いユーザーが減少していることが影響していると思う」(吉田宇課長)

 バイクパーツを扱う内商会(北九州市)の永岡香樹部長も若い来場者の減少を嘆いた。バイク用品店への卸が7割、ネット販売が3割で、一般来場者に向けた認知度向上を目的に出展を続けている。「地方メーカーなので、商品をじかに手に取ってもらうことができる貴重な機会。だが、シニアが圧倒的に多い。バイクや車に興味がない人が増えていると聞くが、展示会でもそれを感じた」(永岡部長)

 高齢化に狙いをつける出展者もいた。太陽GSC建設(愛知県知立市)は、ガレージ付き賃貸アパートを展示した。「建設会社なので、地主を探したいと思って出展した。入居者獲得のためのPRもできる」(丹村眞理さん)

 5年前から出展しているが、質にこだわるシニアの割合が高くなった。「10年前からやっているが、最近興味を持ってもらえるケースが格段に増えた」(丹村さん)

 バイク用のドライブレコーダーも注目を集めた。通信機器製造のピーアップ(東京都足立区)は、自社開発のドライブレコーダーを初出品した。業界でも認知度は低いが、海外製も増えている。後発ゆえに、安価でも充実したサポート体制を売りにする。「ほとんどの来場者がバイク用のドライブレコーダーを知らなかった。市場調査とPRを兼ねて出展したが、いい評価をもらえた」(梅澤俊之次長)


おすすめの記事
【丸直】モーターサイクルショー出展20回のベテラン

関連記事

今後の展示会おさらい

  1. 2020-2-15

    半導体市場は停滞から反転の兆しあり @SEMICON Japan

    展示会名:第43回 SEMICON Japan 会期:2019年12月11日(水)~13日(金) …
  2. 2020-12-27

    感染予防対策にも求められる効率化 @CareTEX 大阪

    展示会名:第5回 CareTEX(ケアテックス)大阪 2020 会期:2020年11月18日(水)…
  3. 2020-3-31

    差別化商材探す個人店主 @ミートフードEXPO・焼肉ビジネスフェア

    展示会名:ミートフードEXPO・焼肉ビジネスフェア 2020 会期:2020年1月22日(水)・2…
  4. 2019-3-25

    海外バイヤー ニッチ食材にも注目 @ FOODEX JAPAN

    展示会名:FOODEX JAPAN(第44回 国際食品・飲料展) 会期:2019年3月5日(火)~…
  5. 2020-4-2

    不動産、民泊への関心高まる @資産運用EXPO

    展示会名:第3回 資産運用EXPO 会期:2020年1月23日(木)~25日(土) 会場:東京ビッ…
今後1~3カ月に開催予定の展示会を過去記事で紹介しています。
ページ上部へ戻る