日本で拡販狙う中国企業が出展 @浙江省輸出商品(大阪)交易会

 
  • 2019/11/10
展示会名:浙江省輸出商品(大阪)交易会
会期:2019年9月10日(火)~12日(木)
会場:インテックス大阪 2号館
主催:浙江省商務庁
共催:大阪国際経済振興センター 他
出展者数:217社
出展者層:ファッション、雑貨、家具
同時開催:大阪国際ライフスタイルショー

 中国浙江省に工場や拠点を置き、ファッションや雑貨を扱うメーカーや商社が出展した「浙江省輸出商品(大阪)交易会」では、日本での販売拡大の難しさを話す出展企業が多かった。出展社数は前回に比べ3割程度増えた。イベント共催の大阪国際経済振興センター、顧修楠さんは「品質に厳しい日本市場で認められれば世界に通用すると出展者は期待している」と話すが、来場者から求められるのは価格の安さが大半で、商品内容に目を向けてもらえないことへの不満も聞かれた。

▲バッグを展示した浙江特産三和貿易有限公司は5回目の出展で、商社との商談が相次いだ

日本で拡販狙う中国企業が出展

 スーツケースを製造する初出展の浙江新秀箱包営銷有限公司は、日本の流行や市場動向を調査するために出展した。「来場者は外ポケットの機能に着目していた」(Cindy Chengさん)

 麦わら帽子をOEMで生産する浙江凱佩詩雅工貿有限公司に訪れたのは、卸売業者で、子ども用に動物園で販売したいという相談もあった。だが、昨年より来場者が少なく、「事前の宣伝不足」とJoshさんは話した。

 スマホケースなどを扱う商社の義烏弘瑞貿易有限公司の苗鋭さんは「浙江省のメーカーの商材は安いと思い込んでいる。商品説明には耳を傾けず値段だけで判断するバイヤーばかりだった」と訴えた。

 前回から他のアジア諸国からも出展する企業が現れた。フィリピンのミンダナオ島の伝統工芸、ニトという植物の手編みバッグなどを輸入販売するnanasenも日本のバイヤーとの接点を求めて出展した。「日本人に好まれるデザインを研究し現地で製造したものを持ってきた。百貨店のカタログを制作している会社と話ができた」(南明佳さん)。これまでは価格や生産量の多さで取引されてきたが、今年の会場ではデザインや機能性の高いものにバイヤーが集まり、ビジネスにつながった。


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国際イベントニュース 編集長 東島淳一郎国際イベントニュース編集長 東島淳一郎

2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。

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