イメージ戦略で商機獲得 美容と健康の展示会 @ダイエット&ビューティーフェア

 
  • 2019/11/4
展示会名:第18回 ダイエット&ビューティーフ ェア 2019
会期:2019年9月9日(月)~11日(水)
会場:東京ビッグサイト 西1・2・アトリウム
主催:UBMジャパン
出展者数:370社
出展者層:コスメ・美容機器、美容施設、スパ・温浴施設
来場者層:美容施設、運動・健康施設、スパ・温浴・ホテル・旅館、小売、通信販売、卸・商社、メーカー、医療福祉、官公庁・自治体

薬事法改正で効能打ちにくいメーカー  切り口を変えて商機つかむ

 美容や健康に関わる商品を集めた展示会「ダイエット&ビューティーフェア」では、パッケージや売り出し方の切り口を変えたメーカーが商機をつかんだ。消費者から求められるメニューがマンネリ化していることと、薬事法の改正で効能を打ち出しにくいことが影響しているようだ。中国をはじめとする海外バイヤーの減少を指摘する声が聞こえた一方で、通販会社が増加したと話す出展企業もいた。

 美容サロン向けの商材メーカーMONNALI(大阪市)では、塗るだけでダイエット効果が得られるクリームに、通販のバイヤーが注目した。以前からある技術だが、昨年から紹介方法を変えたところ、売り上げが伸びた。「美容サロンは痩身、美肌、ダイエットといったメニューばかりで差別化したサービスを打ち出しにくい。そのため結果が出るまでのスピードや、塗るだけ、食べるだけといった分かりやすい製品に対する注目度が高い」(平野友巳さん)

▲サロン向け専用の製品をつくるMONNALI(大阪市)にも、一般向け商材の開発の相談が相次いだ

 健康食品メーカーのラメール(東京都港区) では、ダイエット効果のあるスープが、エステ、美容サロン、通販事業者のバイヤーに人気があった。効能をはっきりと打ち出さず、ハイビスカスのイラストを大きく使ったパッケージで、商品イメージの向上を図った。健康食品分野は薬事法が厳しくなり効能をうたうことが難しくなったからだ。「広告のイメージがより重要になった。だが若いバイヤーはダイエットに関する知識が豊富で反応が良かった」(飯田広信専務)

 会場では中国や台湾など海外バイヤーの減少を感じたという。5年ほど前は、中国人バイヤーが会場を埋め尽くしていた。「輸出入の規制が厳しくなったことと、日本のメーカーが中国に進出したことの影響ではないか」(飯田専務)

▲みずほ情報総研(東京都千代田区)が開発したのは写真データから数年後の顔イメージを作り出す技術だ

 みずほ情報総研(東京都千代田区)は、画像データを3D化し、AIで加齢状態を見せる技術を展示した。科学警察研究所と共同開発したもので、モンタージュ写真を作成する技術を転用した。今から加齢が進んだ10年後の顔のイメージをつくることができるため、ケアを訴えかけるのに使えると考えた。エステや美容整形の事業者からは、施術後のシミュレーションに使いたいという声があった。また、海外でも同様の技術はないようで、韓国や中国のバイヤーも高い関心を示した。


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国際イベントニュース 編集長 東島淳一郎国際イベントニュース編集長 東島淳一郎

2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。


国際イベントニュース 編集部 坪田康佑国際イベントニュース フリー編集者・ライター 坪田康佑
20代後半から出版社に勤務。中小企業向けの経営情報誌「COMPANYTANK」元編集長を経て、40歳でフリーに。2017年から国際イベントニュース編集部にも参加。趣味は麻雀と競馬。学生時代は雀荘で働き、腕を磨いた。

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