海外ゲームメーカーとのつながりを求めたウインライト【海外展示会挑戦記】

 
  • 2019/5/25

ウインライト(東京都墨田区)
@ゲームズコム(独・ケルン)、China Joy(中)

▲「海外でビジネスでつながるにはLinkedIn(リンクトイン)が効果的」と話す波多玲さん

クリエイターの成長著しい中国

 2003年設立のゲーム制作会社、ウインライト(東京都墨田区)は昨年から海外展開を始めた。

 ドイツ・ケルンの「ゲームズコム」は商談がメインだった。「ドイツで出会った人とはフェイスブックやリンクトインでつながり、後日、テレビ電話で商談した。海外ではネットで商談するケースも増えていると聞く、会場で商談をするのは意外と日本のほうが多い」(波多玲さん)

 「China Joy」は東京ゲームショウのように一般人も楽しめるお祭り感覚の展示会という側面が強かった。取引実績にはつながらなかったが、現地の担当者と人間関係を構築できた。そのうちの数人とは「コンテンツ東京」で再会した。

 「China Joy」ではキャラクターデザインの発注先を見つけることができた。金額よりも、中国には技術のあるクリエイターが多い。日本企業との仕事で技術力を高めたデザイナーも多く、日本のデザイナーよりも優秀な人も珍しくはないという。日本の大手ゲームメーカーでも、中国のクリエイターと組むことが増えた。「アメリカ、欧州、韓国では等身大のキャラクターが好まれるが、日本と台湾は2~3等身にデフォルメされたものが受ける。それぞれに対応できる人も増えている」(波多さん)

 同社のヒットゲームは、サービス開始から12年目を迎える「エレメンタルナイツオンライン」だ。海外展開にあたりアメリカ、台湾、韓国に向けては現地向けに対応させ、昨年からNintendo Switchのダウンロードコンテンツとして配信した。だが、海外展示会に出る目的は自社タイトルを訴求するよりも、ゲーム制作会社として海外ゲームメーカーから開発を引き受ける目的のほうが大きいという。


おすすめの記事
日本から世界的ヒットを狙う韓国のゲームメーカー @東京ゲームショウ

国際イベントニュース 編集部 坪田康佑国際イベントニュース フリー編集者・ライター 坪田康佑
20代後半から出版社に勤務。中小企業向けの経営情報誌「COMPANYTANK」元編集長を経て、40歳でフリーに。2017年から国際イベントニュース編集部にも参加。趣味は麻雀と競馬。学生時代は雀荘で働き、腕を磨いた。

関連記事

新聞からの移行プラン
国内外の展示会を取材する
展示会専門紙
国際イベントニュースとは
私たちが展示会に注目する理由とは...。国際イベントニュースが取材する情報をご紹介します。

今回どうだった?
出展者に聞いた展示会の口コミ
人が集まるブース特集
記者の目にとまった人が集まるブースを紹介
自治体の出展戦略
自治体が出展!その目的は?
海外展示会挑戦記
海外展示会に挑戦する企業に聞いた
海外展示会レポ
現地記者が海外展示会を取材。海外トレンドをお届けします
イベント人物図鑑
展示会で出会える人を紹介します
国内展示場小間数ランキング

ブース・人材・運営・サポート企業

医療インバウンド
ページ上部へ戻る