バルセロナ国際モーターショー、電気自動車や充電スタンドに関心集まる

自動車産業の総合展「Automobile Balcelona(バルセロナ国際モーターショー)」が5月9~19日に開催された。1919年から開催されている展示会で、バルセロナとマドリードで隔年開催されている。今回は自動車メーカーのほかモーターや関連ビジネスを展開する企業が約113社。電気自動車関連の企業も多くみられた。

・今年は開催100周年
「今年はハイブリッド車や電気自動車に力を入れている企業が多いようだ。大手自動車メーカーの中ではプジョーが出展していないが、バルセロナでの開催のほうがマドリードより規模も大きく、スペインで最も重要な自動車産業の展示会だ」

そう話したのは、ドライバー向けアラートシステムを開発するCoyote(仏・パリ)のエレナ・モレノさん。同展は今年が開催100周年。昨年よりも来場者が増えていると感想を述べる出展社が多かった。1975年創業の産業用モーターメーカーのVernis Motors(西・バルセロナ)は、電気自動車のモーターを展示した。モーターとインバーターの開発している企業で、スペイン国内で製造したモーターをメキシコにも輸出しているとのこと。

同社のダビド・カサノバスさんは「来場者はみんな、環境と効率、パワーに関心がある。商談に来る人はマネジャーやエンジニアなど、技術的な知識を持った人ばかり。この会場で当社の技術を見てもらい、その後改めて予算や技術の詳細について話しあうことが多い」と話す。電気自動車への関心が高まっていることを追い風に、関連サービスの需要も高まっているようだ。電気自動車向けの充電システムを開発するPluggio(西・バルセロナ)は、電気の供給や使用料の計測システムをPRした。

同社のギレム・アジェッツさんは最後にこう言った。「この展示会の来場者の多くは、電気自動車を見に来ている。電気自動車には充電スタンドが必要だし、さまざまなサービスがあるのだが、多くの人はそうした知識がなく、何をどうして良いのかもわかっていない。今回はホテルや駐車場オーナー向けに充電スタンドをPRした。すぐに買ってもらえるものではないかもしれないが、こうした認知度の向上が今は欠かせない」

~出展者の声~
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