第十回 今日の中国〜プロモーションの重要性が日本より大きい〜

 廈門はすっかり夏です。日本でいう7月ごろの陽気でしょうか。朝晩は気温が下がり18℃前後になりますが、日中は25℃を超え半袖短パンで仕事ができます。南国特有のスコールのような雷雨もしょっちゅうです。今も大雨で、帰宅する時間ですが外にも出られず雨宿りのような状態でいます。

 皆さんは、横に走る稲妻を見たことがあるでしょうか。日本の稲妻は縦に落ちますが、中国では、横に走っていく感じです。理由についてはわかりません。知っていたらどなたか教えてください。

 さて、今回は私の本業、商品バイヤーの目線からお話しします。中国における商品バイヤーの仕事は、商品販売会社から商品を仕入れ、消費者へ販売することです。一連の基本的な作業は日本とほぼ同じです。異なるとすれば、製造から小売に至る商流に「代理商」がいて、その存在が大きいことでしょう。代理商は名前の通りに製造メーカーの代わりに商品を販売する企業の総称です。

 広い中国において、ひとつの会社が単独で中国全土に商品を展開するのは、物理的に難しいのです。それぞれの地域で現地企業に販売権を渡すのが一般的なことから、代理商の力が強くなりました。日本の問屋業と比較されますが、私個人の感覚では、権利と同時に引き受けなければならない責任が代理商の方がはるかに大きく、似て非なるものだと考えます。

 もう一つ、日中の商流で異なるのは、

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