【全国DMO巡りvol.22】スポーツツーリズムで宿泊客数5年で約7倍

高知県西部にある黒潮町は、スポーツを目的にした観光客を増やしている。2012年度1664泊だった宿泊総数は、2017年度に1万1821泊になった。スポーツツーリズムによる観光客誘致を主導するのが、黒潮町が母体となるDMO、砂浜美術館だ。地域に美術館はない。「地元の海や砂浜、生き物たちそのものがアート作品、という思いを込めて名付けた」(村上健太郎理事長)

1989年に設立した当初は目立った観光資源がなかった。観光客を呼び込むために町職員と地元のデザイナーが始めたのが、約4㎞の砂浜に1000枚のデザインTシャツを干して並べる「Tシャツアート展」だ。30年たった今も続いており、町のシンボルとなった。

イベントの知名度は高くなったが、持続的な観光客の呼び込みにはつながらなかった。通年で人を呼び込むために、取り組んだのがスポーツを通じた観光客の誘致だった。


▲海岸付近にはさまざまなスポーツ施設が集中しており、砂浜をトレーニングに活用する団体も
少なくない

町内にはスポーツ施設が充実する。砂浜に隣接した場所には、天然・人工芝合わせて4面分のサッカーグラウンドがあり、

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