特注ブースの企画施工に強み『P.H.WORKS(ピー・エイチ・ワークス)』

▲ピー・エイチ・ワークス(東京都板橋区)遠藤孝貴社長

所在地:東京都板橋区新河岸2-9-24
創業:2000年
社員数:20人
売り上げ:4億円

 

特注ブースの企画施工に強み

 ピー・エイチ・ワークス(東京都板橋区)は、展示会ブースの設計・施工が年商の半分を占める。残りも企業主催のプライベートショーなどが4割で、広告を目的としたディスプレイ製作に特化し、年間500案件を扱う。

 遠藤孝貴社長は、今でもほとんどの案件において企画立案・デザイン図面の作成に関わる。職人としての経験もあることから、使いまわしができるパネルを使ったブースよりも、企業ごとに全体をデザインする特注ブースの仕事が多い。

 同じように図面を引き施工する仕事でも、建設に興味が湧いたことはない。「つくっては壊すを繰り返すディスプレイ広告にずっと魅せられている」(遠藤社長)

 昨年、会社の方針を大きく変える決断をした。ディスプレイ製作業から、イベントを専門にする広告代理業に転換を図るため、売り上げの8割を占めていた広告代理店経由の仕事を断り、直接営業のみに切り替えた。社員の仕事も、現場施工管理に関わるものから、出稿主の要望を形にするディレクション業務に徐々に軸を移し始めている。「出稿主にとって現場を知るスタッフと直接話しができることは大きなメリットとなる」(遠藤社長)。売り上げは前年比8%増となった。

 新規顧客を開拓するために、広報活動に力を入れる企業が多そうな業界を狙い、3年前から展示会に出展してきた。現在の顧客企業との接点はブース出展でできたものばかりだ。「自分が最も得意とする展示会というフィールドで話ができる。会場まで時間を割いてくる人にはバイタリティがあり、企業の中に数人いる、会うべき人と会える」(遠藤社長)

 社内には、制作進行、デザイン、施工管理などのチームがあり、大判出力機や、社外スタッフを集めて特注ブースを制作する作業場を併設する。また、アルミ製の枠にプリントした1枚生地をはめ込み、裏から照明をあてた展示モジュールの販売が伸びていることから、アルミフレームを保管する倉庫も持つ。

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